韓国では花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味で「相思華」と呼ぶことが多いようです。

別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来します。”天上の花”という意味で、おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるという仏教の経典によるようです。

「彼岸花」の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来します。

浜松フラワーパークには、赤、白、黄色、桃色と色とりどりの曼珠沙華が咲いています。

曼珠沙華の球根（鱗茎）は、リコリンなどのアルカロイドを含み、有毒です。この有毒性や悪臭を利用して、モグラやネズミなどから田んぼのあぜ道を守る目的で植えたようです。あぜ道に曼珠沙華が多い理由の一つです。

最近は、川の堤であまり曼珠沙華を見かけなくなりました。その理由は、川堤の草を頻繁に刈らないため、葛などが密集しているからではないでしょうか。垂木川は周辺の人たちが毎年川堤の草を刈っています。

キバナコスモスも咲き、白鷺も川で餌を捕っていました。まさに、秋の景色のひとコマです。

。

スクロールすると前後の画像が見れます。

真紅の曼珠沙華も良いですが、白色の曼珠沙華も綺麗です。

田園風景、牧之原市で撮った1枚です。