スイレンと言うと日本産ではヒツジグサ（未草）のことを言い、この1種類しか自生しません。日本全国の池や沼に広く分布していて、白い花を午後、未の刻ごろ（１４時）に咲かせる事からその名が付いたと言われています。

熱帯種は寒さに弱いため、室内で水槽栽培されることもあります。クリスタルパレス（大温室）内で撮影しました。

エジプトでは、ナイル河畔にたくさん咲いているので「ナイルの花嫁」と呼ばれ国花になっています。

スイレンは古代エジプトでは神聖なるものとされていました。特に青スイレンは日の出とともに花が開き、日没とともに花を閉じる規則性から「太陽の花」という異名をつけられていました。

スイレンには温帯種と熱帯種があり、温帯種は水面のすぐ上に花を付け、熱帯種は水面から高く突き出た茎の先端に花をつけます。

モネが描き続けた一連の作品、「睡蓮」があまりにも有名なので、睡蓮というとモネの絵を思い浮かべる人も多いと思います。

スクロールすると前後の画像が見れます。

掛川花鳥園にはスイレンの種類が約１００種あるようで、ホームページの写真と見比べても正確な名前は解りませんでした。

水面に映るスイレンがとても綺麗でした。

掛川花鳥園は誕生月に免許証を持参すると無料で入場できるキャンペーン（２０１１年１０月終了）を行っており、綺麗な花や鳥が無料で見れてとても得した気分でした。