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左の鍾馗さんの側面には、天保九年(1838)正月の銘が入っています。 右の鍾馗の背後には「矢田口」と書かれているようです。 郡山城の西に矢田口という地名があるのでそちらの鬼師の作品なのでしょうか。 建て直しのさいに、鍾馗の表面にスプレーのようなものをかけてお色直しをしたそうです。
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