HOMETEXTPEN

わたしの空
先日、予約していた万年筆を受け取りに行ってきました。
モリタ商店さんが開業60周年を記念して作られたオリジナルの万年筆です。
綺麗な色のペンを探してネットの海を泳いでいたら、スッキリ爽やかな青空に逢ってしまいました。
説明には
>今年は、モーツアルトの生誕250年です。生誕地のザルツブルグの大聖堂(ドーム)の屋根の色をイメージして製作致しました。
とありますが、私は勝手に「天空だ!」と(笑)
このペンを見た瞬間に入れるインクの色まで想像し、自分の中で90%購入決定でした。が、やはり実物を見てからじゃないと…高いし。(万年筆の中ではお手ごろな方なんだと思いますが)
会社から近い、でも一人で行くのは心もとない、、、、、きぃちゃんついて来て〜〜〜
と、万年筆を見に行ったのは10月の終わりごろ。
実際に見てみるとも曇りのない綺麗な水色で、「ほらね、やっぱ天空やん」と内心ニヤニヤ。その場で予約して、お店の万年筆を色々見せてもらって、、「予約の万年筆が入荷しました」の一報が入ったのは11月の頭でしたが、忙しくてとても行けず(会社から一本道とはいえ、、、帰り道とは別方向なもので・笑)、ようやく受け取りに行ったのが中旬でした。
しっかり熟成された天空万年筆は、私が来るのを待っていたみたい。だって箱を開けて見せてもらった時、キラキラしてたもん(ほんまか?)。
ペン先はMにしました。細いの好きじゃないので。
帰ってきて、最初に書く文字まで決めている私はいそいそと紙の準備を。(インクももう用意して待ってたのさ)
で、まずインクを入れてグリグリ…しようと思ったら、一発目からすぐにインクが出てきました。ビックリ〜。他のはグリグリしないと出てこなかったのに。
書き心地も気持ちいいのです。ふわふわでスルスルで夢見心地な感じ。とっても女性的な柔らかさです。
私の持ってる中では、名もなき乙女万年筆が一番好きだったんだけど、これもいい。東西横綱って感じ。迷う〜〜どっち常用にしよう。。
そんな気持ちになりながら、記念すべき一発目の文字。

私的天空

さぁ、この続きはなんでしょう?

私、この万年筆を見た瞬間、王菲の天空が流れたんですよね。
だから答えは“為何掛滿濕的涙 我的天空為何總灰的臉(私の空はどうして涙で濡れてるの?どうして悲しい色なの?)”
インクはグレーじゃないといけないの。グレーを入れてこの子は初めて天空万年筆と呼ばれるべきなのよーーー
という私のどうでもよいこだわりに付き合わされることになった天空万年筆。私に気に入られたのが運のつきだと思ってあきらめてね。
でね。実際、この綺麗な水色の万年筆から鉛筆の色みたいなグレーが出てくると、王菲の透明な歌声がピッタリするんですよ。我ながらなんてベストチョイスなのかしら。。。と悦に入る瞬間でした。
蔡依林の天空もやっぱり曇り空で、虹が出ると信じて笑顔でいこう!そんな歌だったなぁ。
だからやっぱり天空万年筆にはグレーのインクなんだわ〜。私の選択は正しかったんだわ〜〜。(ワタクシのへっぽこ訳ですが、、王菲の天空 蔡依林の天空)
王力宏の「唯一」も“我的天空”から始まりますよねー。
我的天空多麼的清新(僕の空のなんて清々しいこと)
隊長の空は曇ってないのね。確定 [イ尓]就是我的唯一だもんなぁ。。
我真的愛[イ尓]。。いやぁ、、照れるやん、そんなこと言われても・・・と思いながら聴いてることはヒミツです。
2006年11月25日