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Asano Kayo


 麻乃佳世さん・・・初めて舞台を見たのは「川霧の橋/ル・ボアゾン」でした。とにかく、メルヘンの世界から抜け出てきたような
 夢々しい印象の娘役さんだなぁと思いました。
 「ベルサイユのばら」のディアンヌがまた可愛くて、可憐という言葉はこの人の為にあるようなものだと思ってしまいました。
 考えてみれば、当時研3になったばかりで、本当に若い娘役さんだったんですよね〜。
 研3でトップ娘役なんて、今でも凄いことですが、USAの大好きだった涼風真世さんともピッタリですごく大好きなコンビでした。
 「銀の狼」では難しい役柄だったと思うのですが、研3とは思えない細やかな演技でミレイユという女性を見せてくれました。
 あどけない中にも、芯のしっかりした目の強さが印象的で「この人はもっと何かやってくれるだろう・・・」と感じました。
 「PUCK」のハーミア、「グランドホテル」のフラムシェンなど彼女の評価の高さは、抜擢に甘えない彼女の努力とチャンスをモノ
 にする運の強さの現れだと思います。
 そして、デュエットダンスの時、相手役さんと目を合わせたときのあの何とも言えないキラキラした瞳が大好きでした。
 涼風さんと組んでいたときのよしこさんは、可憐で夢々しさいっぱいの娘役さん。天海さんと組んでいたときのよしこさんは
 しっかり者でちゃきちゃきした娘役さん。誰と組んでも、よしこさんの舞台は夢と甘さがありました。
 また、彼女のすごいところは、トップになってからも努力を惜しまず、絶えず研究とレッスンを続けていたところ。
 忙しいトップ生活の中にあって、大変なことだったと思います。髪飾りや、衣装、アクセサリーなど、とにかく美しくあるための
 努力。そのままでも十分美しい人が、努力をするのですから、そりゃ、ひときわ輝くのは当たり前。
 そんな努力を、楽しんでやっていたというところがまたすごい。 
 風花舞さんも「麻乃さんをみて、トップ娘役というのは常に下級生の娘役に手本となるべき存在、と感じた」と言っていました。
 
 退団後の舞台では、「シンデレラ」「十二夜」など、やはりどこか夢を感じさせる作品が好きです。
 特に、「十二夜」のヴァイオラは、とても美しくまた、小柄ながら勢いのあるシザーリオを演じてくれました。
 よしこさんというと、まず舞台姿の美しさ、自然な演技力と言われますが、パンチの効いた歌唱とダンスも好きでした。
 5年にわたるトップ娘役としての活躍の間には、様々な悩みや苦しみがあったと思います。でも、よしこさんの舞台は常に
 元気いっぱい。本当に素晴らしい娘役さんだったと思います。そして、個人としてほめられるより、コンビとしての評価をとても
 喜ばれる娘役さんでした。
 現代っ子と呼ばれた3人の娘役さんたちの中でも、よしこさんはコケティッシュな魅力があふれる個性的な娘役さんでした。
 宝塚らしさと可憐さを持ちつつも、新しい娘役の在り方を示した、歴史に残る人だったのではないでしょうか。
 

好きな役

  USA みなさん
1位 「グランドホテル」 フラムシェン
自分に自信満点の女の子。ハリウッドを夢見て歌う
「鏡の中の女の子」ははつらつとしていて、
とても印象的でした。
人間の持っている醜さや弱さをイヤミなく見せられる
のは、よしこさんの演技力あってこそ。
 
「PUCK」 ハーミア
2位 「銀の狼」 ミレイユ
舞台の上でどんどん目覚めていく課程が、そのまま
よしこさんに当てはまっていて、これからどんどん
のびていく娘役さんだと実感させられました。
 
「ミー&マイガール」 サリー
3位 「PUCK」 ハーミア
透明感あふれるヒロインぶり。よしこさんの
個性にピッタリの役でした。
パックと二人ストーンステージで微笑みあって
いる姿は、ほぅ・・・とため息をついてしまうくらい
温かい場面でした。
 
「グランドホテル」 フラムシェン
4位 「扉のこちら」 アナベル
この役もやはり優しい女の子の役でした。
お嬢様育ちのおっとりとた感じとちょっと
好奇心旺盛なアナベル。よしこさんの魅力を発揮。
ラストシーン、天海さんと見つめ合ってシルエット
になっていくところは、まるで外国の映画の
ようでした。
 
「銀の狼」 ミレイユ 
「BLUFF」 シャロン
「ベルサイユのばら」 ディアンヌ
5位 「BLUFF」 シャロン
ぶさいくと諦めていた女の子が可愛く変身していく、
とても可愛い女の子でした。ピュアで、心優しい
シャロン。久世さんのドノヴァンともピッタリで
好きです。最後、ドノヴァンのスーツケースを奪って
「一緒に持って行くぞ」という言葉に「うんっっ」って
頷いたシャロン。可愛すぎる・・・
こんな可愛い女の子になりたいと思ったなぁ。
 
「エールの残照」 ロージー
「ある日どこかで」 
「風と共に去りぬ」 スカーレット

好きな衣装

USA みなさん
「ブレイク・ザ・ボーダー」の
 デュエットダンス ピンクのドレス
「BLUFF」 シャロンの
 黄色いワンピース
「扉のこちら」 アナベルの
 白いドレス
「メモリーズオブユー」の
 帽子付き白いドレス
「ベルサイユのばら」 ディアンヌの
 ピンクの小花柄ドレス
「BLUFF」ピンクのドレス、白いドレス
「ベルサイユのばら」ディアンヌの衣装
「銀の狼」旅立ちの時の白いドレス
「ブレイク・ザ・ボーダー」インディアンの衣装
「珈琲カルナバル」赤いドレス
「夢フラグランス」あじさいの場面のドレス
「PUCK」ウェディングドレス
「メモリーズ・オブ・ユー」
 幕開きのボレロのドレス
 デュエットダンスの紫のドレス
「扉のこちら」アナベルのドレス
「風と共に去りぬ」ナイト&デイ のドレス
「TAKARAZUKAオーレ!」のフィナーレの衣装
「ミー&マイガール」
 サリーのワンピース
 ウェディングドレス
「EXIZOTICA!」 
 幕開きの民族衣装
 鎖につながれた奴隷の衣装
TCAスペシャルのチャイナドレス     
「たくさんありすぎてこたえられない〜」
 ・・・というご意見多数。。


 よしこさん、ホントにたくさんのお衣装
 着てらっしやいましたね〜

 女の子が憧れるすべての要素を持って
 生まれてきたといっても過言ではない
 可愛らしさ。
 よしこさんは、そんな願望を舞台で叶えて
 くれているような気がしていました。

 USAは、やっぱり可愛らしさと清楚さが
 出ているお衣装が好きでした。
 とくに、淡い色目のモノが、よしこさんを
 更に夢々しい存在にみせていて、髪型の
 センスも良く、アクセサリーもいつも凝って 
 いて宝塚の娘役さんとはこうあるべき、
 という娘役のお手本のような存在でした。

好きな歌

   USA コメント みなさん
1位 「グランドホテル」
鏡の中の女の子
パンチのある歌い方と、宝塚らしからぬ役柄に
驚きましたが、よしこさんの新しい魅力を発見できました。
「PUCK」
セカンドサイト
2位 「PUCK」
セカンドサイト
イメージ通りの透明感あふれるヒロイン。その中で歌う
この曲はピュアな魅力にあふれたものでした。
「ミー&マイガール」
顎で受けなさい
3位 落ち葉散る丘の小径 92年のTMP音楽祭で歌った曲です。
とてもきれいなメロディーで、ちょっと切ないような初恋を
歌った内容がよしこさんにピッタリ。
「風と共に去りぬ」
明日になれば
その他 「風と共に去りぬ」
明日になれば
男役であるマミさんとのダブルキャストながらも、よしこさん
のスカーレットは小柄な彼女を感じさせない素晴らしい出来
でした。たくましく生きていくヒロインの強さと共に、その奥に
ある弱い部分も見せスカーレットのいろいろな面を、表現
していました。舞台の中央で歌うこの曲はまさしくヒロイン
らしい大きさと迫力にあふれていたと思います。
「ハードボイルドエッグ」
今なら言える
「ロストエンジェル」
天使の囁き

好きなデュエットダンス

  USA コメント みなさん
1位 「ブレイク・ザ・ボーダー」
ラストシーンのデュエット
今見れば、まだまだドレスの裾捌きとか上手ではないのです
けれど、とにかくかなめさんと見つめ合ってセリ下がりしていく
ところの表情が本当にかわいかった。
「EXIZOTICA!」
金の奴隷
2位 「メモリーズ・オブ・ユー」
すみれのデュエット
大階段で踊る二人の姿が、トップコンビらしいさわやかさと
優雅さがあって、二人の個性に合っていたと思います。
「ミリオン・ドリームズ」
3位 「ル・ボアゾン」
愛のロマンス
デュエットダンスではないのですが、天海さんと二人出てきた
ときの美しさは驚きました。
「風と共に去りぬ」
ナイト&デイ
その他 「EXIZOTICA!」
金の奴隷
ドラマチックなデュエットダンスだったという記憶があります。
鎖につながれた、よしこさんの細いからだが痛々しく見えて
一回しか見たことないのですが・・・。印象的でした。
「ベルサイユのばら」
「ミー&マイガール」

「メモリーズ・オブ・ユー」
「ブレイク・ザ・ボーダー」

イメージの花

USA みなさん
ガーベラ 真紅の薔薇
やわらかいイメージの花
白い花
スズラン
マリーゴールド
コスモス
ダリア
チューリップ
胡蝶蘭

イメージの色

USA みなさん
ピンク ピンク


透明
うす紫

見てみたかった役

USA みなさん
「不思議の国のアリス」

「美女と野獣」 ベル

「ノバ・ボサ・ノバ」 エストレーラ
どうしても、よしこさんにはメルヘンの世界を求めてしまうので、
アリスは舞台でというより、扮装写真で見たかったです。

ベルは、コケティッシュな感じがディズニーっぽいなぁと思うので、
お姫様よりも、すこし現代的な感じのするベルが似合うと思います。

エストレーラは、扮装写真でかなめさんのソールとのショットが
ステキだった。そのときは、どんな作品か知らなかったんですけど、
実際作品を見てみて、よしこさんがエストレーラだったら、ただの
お嬢様ではないヒロインを見せてくれそうな気がするから。
 もちろんソールはかなめさん希望。
「ローマの休日」 アン王女
ヘレン・ケラー
マリー・アントワネット
エリザベート
「うたかたの恋」 マリー
「ガイズ&ドールズ」 サラ
「WEST SIDE STORY」 マリア
「BLUFF」 シャロン ・・・(生で見たかった)
「春琴抄」 春琴
「あかねさす紫の花」 額田王
「虞美人」 虞姫

組んで欲しかった男役さん

  USA みなさん
1位 久世星佳 ホントの事を言うと、よしこさんはかなめさん以外の人との
コンビなんて考えられないのですけれど、あえて言うなら
久世さん。
久世さんの温かさと包容力が、よしこさんをよりいっそう
可憐にみせてくれる気がする。
久世星佳
2位 真琴つばさ マミさんとよしこさんは、まずビジュアル面で◎。
作品的に、明るい物や、現代風な作品が見てみたいです。
真矢みき
3位 絵麻緒ゆう 宝塚らしい、夢々しいコンビが出来上がりそう。
この二人で「うたかたの恋」を・・・
姿月あさと
その他   やっぱり・・・どんなに考えてもかなめさん&よしこさん
コンビが一番好き〜♪
天海さんとのコンビがイヤなわけではないですけれど、
とにかくあの夢いっぱい、メルヘンな空気が漂っている二人が
とにかく大好きでした。
何よりも、よしこさんのかなめさんを見つめる瞳がとても一途で
「ホントにかなめさんの事が好きなのね〜」って感じて、
かなめさんの相手役がよしこさんでよかったぁって思いました。
高嶺ふぶき
真琴つばさ
絵麻緒ゆう
彩輝直

好きになったきっかけ

 
 ● 「ベルサイユのばら」でトップになったとき、麻乃って誰?って思ったのが最初

 ● 「風と共に去りぬ」を見て。

 ● 「PUCK」 を見て。 (まる さん)

 ● ハーミアを見て、あまりのかわいさにクラクラッときました。
   足がきれい!!

 ● ディアンヌ役を見て。 (ちょみー さん)
 
 ● テレビでしゃべっているのを見て、以外にさばさばしていたから。

 ● サリー役がステキだった。(ゆっきぃ さん)

 ● 「PUCK」のハーミアで、あまりの透明感に心打たれました。
   “宝塚の娘役”とは、まさにこういう人のことを言うんだなぁ、と。私が宝塚ファンになるきっかけでし
た。
 

この人のここが好き!


 ● 変わらない、可愛らしさ。細い体からあふれるパワフルさ。カツラのセンスの良さ。(まこぶゆ さん)
 
 ● お芝居の自然な呼吸。努力家で、宝塚に対して、舞台・演じることに対して、鬘やアクセサリーに
    対して・・・あらゆる事に対して、常に・・・・

 ● あの、小さくて細いのに三拍子そろった演技力にパワーはどこから出て来るんだろうといわんばかり
   にすごい!

 ● 細いからだで精一杯おどる姿。いつも一生懸命なところ。 (ゆっきぃ さん)

 ● 折れそうなほど細くて小さいのに、強くてパワーがあるところ。

 ● あんなに舞台映えして、舞台化粧が上手で、かわいい人、そうそういません!!(ちょみー さん)

 ● どの男役さんと組んでも合っていたところ。
   あと、衣装の着こなしがきれい。カツラもよく似合ってるものを工夫していたところがエライ!!

 ● 役によって色がすごく変わるのに、根底に流れているのはかわらないところ。 (まる さん)

 ● からだが小さいのに舞台にパワーを感じるし、何よりカツラや髪飾りがいつもステキ。