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 但願人長久

 明るく輝く月 お前はいつからそこにあるのでしょう
 盃をあげて天に問うてみたい
 天上の宮では 今年は何年にあたるのでしょう
 風に乗ってそこへ行ってみたいけれど
 翡翠や楼閣に彩られた御殿はあまりに高い場所にあるので
 わたしはきっとその寒さに堪えられないでしょうね
 月の下で舞えば影も踊る
 この下界の楽しみを天上で味わうことが どうして出来るでしょう

 月の光が朱色の楼閣を照らし 窓から部屋の中まで射し込んで
 眠れずにいるわたしを照らしている

 月が丸いことを恨むわけではないけれど
 人々が離ればなれになって 寂しさでいっぱいだというのに
 なぜ月は丸々とした姿で団欒を暗示するのでしょう

 人の世には 巡り会いや別れ 喜びや哀しみが
 月の世界にも 清らかだったり翳ったり 満ちたり欠けたり 
 昔昔から 世の中に完全というものはありません

 ただ 
 お互いがいつまでも達者で たとえ千里離れていようとも 
 ともに今宵の月を眺めていきたいと願っているのです
 (USA)
 



あくまで個人的な訳ですのでご参考程度にお読みいただけると幸いです。
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