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Fantasy 4ever (2003/SONY)
1 絶不能失去[イ尓] Can't Lose You
2 煙火的季節 Season Of Firework
3 愛的領域 Love's Terrain
4 一個人的冬季 Lonely Winter
5 晴天 One Fine Day
6 當[イ尓]是朋友 You As A Friend
7 Te amo 我愛[イ尓] Te Amo(I Love You)
8 只有我 Only I
9 心理深驗 Psychological Test
10 怎麼會是[イ尓] How Come It's You
11 Ask for More
12 Can't Help Falling In Love

日本盤にはリミックスの“絶不能失去[イ尓]”が入っていると知り、ご近所のショップでしつこくリピート。
ああ、私はこっちの方が聴きやすいなぁ。「どうしようかなぁ、ダブるなぁ…」と思いつつ購入してしまいました。
いや、さすがにあんだけ真剣に視聴した手前買わないわけにいかなかった(苦笑)
ボーナストラックだけの為だけに買ったとはいえ、やはり日本盤ですのでライナーが楽しみだったんですよ。
なのに…中国語の歌詞と日本語訳だけなんてヒドイです〜。
一応中国語歌詞にはカナが打ってありますが実際はちょっと発音違うのよね…(しかも見づらい)
っていうことで、結局ピンインを書き始める私。
「ダブってもライナーがある方が…」と思って買った日本盤の意味が半分なくなってしまいました。
でもやっぱり侮れない人たちだということだけは声を大にして言っておきます。
《アイドルは歌えない》が暗黙の了解だったかつての日本の常識はなんだったのだろうと…。
アイドルであり等身大の男の子たちの魅力溢れるアルバムだと思います。



■絶不能失去[イ尓]
「流星花園U」のオープニングテーマで、このアルバムを買うきっかけになった曲です。
ドラマを観てて「2番目に歌ってる人が誰だか知りたい」が発端です。
ちゃぃちゃぃの“[ロ那]一天 在[ロ那]一天”の声が好きなの。どうやら母音の発音が好きみたい。

■煙火的季節
ケン→ヴァネス→ジェリー→ちゃぃちゃぃと歌い繋ぐ静かなイントロに乗って、空から星が降ってきました。
ええ、私の目にはつくしちゃんのお家に道明寺が飾りつけたチカチカの電飾が浮かびましたとも。
スローテンポで優しいメロディーに愛が溢れて今夜はきっと星の雨が降る
…そんな想像しながら聴いてしまう曲です。詞の内容は星ではなく花火なのですけど。

■愛的領域
コーラスがとても綺麗な曲で、前曲との流れもとても自然です。
“愛是最美的冒險 也是全世界的謎”漢字の並びでなんとなく意味が分かるのが嬉しい。
一番最初に辞書片手に訳したんです。歌詞がとても詞的な内容でメロディーとよく合っています。

■一個人的冬季 (周渝民)
ちゃぃちゃぃ…落ちたわ。あんたの声、反則だっ。冬の声だよ〜。
少し曇ったあたたかみのある、まさに木管楽器の声。…やるなお主。
一度全部を通して聴いた後この曲だけをリピートし続けました。
ヴァイオリンとピアノで始まるイントロで、ちょっと気持ちを持っていかれ
ちゃぃちゃぃが歌い始めた途端連れ去られました。
割と明るめの曲調が多い中で彼はバラード担当です。しかもど真ん中の思いっきりバラード。
訳を見てみるともう切ないのなんのって。

■晴天 (朱孝天)
なんでこんな懐かしいサウンドなんだ?でもってすごい似合ってるし。
私はこういう曲は大好きなのでホッとします。歌のお兄さんのごとく明るくて爽やかな男の子ヴォイス。
この曲で、私の中のKENちゃん像が確定してしまいました。F4の爽やか担当はKENちゃんで間違いないな。
こうして聴いてみると彼の音の抜け方というんでしょうか、旭くんと似てるところがありますね。
我(wo)とか天(tian)とか。

■當[イ尓]是朋友 (朱孝天/呉建豪)
ラグタイムとラップを混ぜてるっていうか、
スコット・ジョプリンの“ジ・エンターテイメント”をもじってるイントロですよね。可愛い感じの曲です。

■Te amo 我愛[イ尓]
楽曲の雰囲気はハーモニー重視の少し懐かしい感じのメロディーです。
ハミングしはじめた途端「Don't Do It Baby(ルベッツ) や〜」って思いました。
バックコーラスとのバランスとか雰囲気ソックリ。
一人ずつの声を聞かせるのではなく4人のハーモニーが魅力的な楽曲です。
結果うまい具合にドリーミーに仕上がっています。全体に'60サウンドの影が見えますの。
毎回、出だしのちゃいちゃいに(ぽっ)となってしまう(笑)
4人で歌ってる中で一番好きな曲。

■只有我 (言承旭)
ちょっと懐かしい感じのするシンプルなバックミュージックで歌っております、旭くん。
歌詞を自分なりに解釈してたのと、訳があまり変わらなかったのでご満悦になった曲でもあります
(単純ですみませんね)。
すごく歌が上手いというわけではないのに、こう…聴いてる人を引き込む力があるのよね。
彼って演技もそうだけど、ガーッと押してきたかと思うと急に引いて、
そういうバランスの予測つかない感じが魅力なのかしらと思ったりします。
この曲もなかなか親しみの沸く楽曲なんです。なのになぜ彼は1曲しか歌ってないの?
という気持ちになる。旭マジックか?!

■心理深驗 (呉建豪)
前曲の旭くんとはまったく異なるナウな感覚(この言葉を出す時点で寒いよ、自分)のする、
とてもヴァネスなイメージ。
押しの強い声かと思ったらそうでもなく、でも存在感のある歌唱です。
ぶっきらぼうなのかと思うと優しいところが見え隠れするというか…そういう感じ。

■怎麼會是[イ尓] (周渝民)
ちゃぃちゃぃだけソロが2曲もあるのは何故?私向け?
これがなかなか男の子っぽいちょっと強い意志の見える歌詞で
「へぇ〜」なんて思いながらかみ締めちゃってるんですけど、これって類ですよね。
もう1曲もそうだけども、類…切ないな。
アンニュイなちゃいちゃいの声はあんまり激しくない曲の方が合うのかもしれないけど
「カッコいい激した曲も聴いてみたいなぁ」と思う瞬間がある楽曲です。
そう感じたのは歌詞の中にある強い意思のせいだったのかな。

■Ask for More
いやいやぁ〜アイドルらしく若さ溢れるリズミカルで明るい曲です。
でも一緒に歌うのは結構難しい。未だにサビしか歌えない…誰か楽譜ちょーだい(涙)
4人になってもちゃんと一人一人の顔が見えてくる…ってことは調和してるけど埋もれてないってことで、
そこにこのグループがヒットした原因でもあるでしょうね。
普段CDしか聴かない人間としてはそこらへんが結構重要だったりします。

■Can't Help Falling In Love
エルヴィス・プレスリーの“愛さずにはいられない”がまんま原曲なんですけど、
とても聴きやすく現代アレンジされていて軽やかで楽しさに溢れてます。
歌詞も恋することが楽しいっていう気持ちがいっぱいで可愛いんです。
ヴァネスの出だし“Let's go”が好きなの(当たり前だけど英語上手いですよね)。
彼らののびのびした若さとかそういうのがストレートに出てるんじゃないでしょうか。
色んなカバーがある楽曲ですが、このF4バージョンは私の聴いてきた中でもかなり高得点です。

《ボーナストラック》
■絶不能失去[イ尓](リミックス)
■Ask for More(リミックス)
■絶不能失去[イ尓](カラオケ)
■Ask for More(カラオケ)