乙女なジャケットがまず私のお気に入りポイント。
白いチェアのまわりを白いマーガレットで飾ってあるんです。
“CLAUDINE”のLの文字にもやはりマーガレット!可愛らしすぎるじゃないですか!!
収録曲もクロディーヌの甘い可愛らしさをあますところなく聴かせてくれるラインナップになっています。
■恋の面影 映画「007/カジノロワイヤル」より
曲:バート・バカラック 詞:ハル・デビット
1967年第40回米アカデミー賞で歌曲賞にノミネートされました。(受賞は「ドリトル先生不思議な旅」)
オリジナル歌手はダスティ・スプリングフィールド。
クロディーヌのメランコリックな声とメロディーの関係が心地よいです。
■マン・イン・ア・レインコート
曲・詞:ワーウィック・ウェブスター
やはりこの曲もメランコリックな雰囲気の大人っぽい曲。
途中のサックスの音が印象的で、JAZZSAXのCDでも時々見かけます。
■シンク・オブ・レイン
曲:マーゴ・ガーヤン
ああ。もうコレ大好きです。クロディーヌの英語がめちゃくちゃ可愛いです。
可愛らしいアレンジなんですが、オルガンやクラリネットやホルンの音がまるで
クロディーヌの声と遊んでいるような感じ。
■ハウ・インセンシティヴ
曲:アントニオ・カルロス・ジョビン
ボサノバとクロディーヌはよく合う!
大人っぽいムードのメロディとリズムにクロディーヌのため息のような歌唱が魅力的にはまっています。
■カーニヴァルの朝 映画「黒いオルフェ」より
曲:ルイス・ボンファ 詞:アントニア・マリア
こちらもボサノバのスタンダードナンバー。
ギリシャ神話をブラジルに舞台を置き換えて作られた「黒いオルフェ」。
サンバのリズムから始まり、クロディーヌがセンチメンタルに囁いています。
■わすれたいのに
曲・詞:バリー・ナン、ラリー・コルバー
これがまたよろしいです。
途中にセリフが入るのですが、クロディーヌの場合歌とセリフの境目がとても自然で違和感がないんですよね。
■クリエイターズ・オブ・レイン
曲・詞:スモーキー
クロディーヌのアルバムには雨の曲が多いなぁと思うんですけど、この曲はその中でも詩的な印象です。
“雨の創造者”というタイトルも詩的だなと思う。
■ホエン・アイム・シックスティー・フォー
曲・詞:ポール・マッカートニー
アコーディオンの音から始まり全体的にアレンジがパリっぽい。
それがいかにもクロディーヌの世界らしくて好きです。
「私がおばあちゃんになっても、あなたは私を必要としてくれるのかしら」って可愛いです。
でも詩の内容は結構シビアです(笑)
■グッド・デイ・サンシャイン
曲・詞ポール・マッカートニー
前曲に続きビートルズナンバーより。
私がこのアルバムで一番好きな曲です。(「シンク・オブ・レイン」も捨てがたい・・・)
やっぱり伴奏が可愛いんですよ。女の子ポップな感じです。
ちにみにクロディーヌが歌ったこの曲はシングルカットされ、ビルボードHOT100にチャートインしています。
■ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド
曲:アーサー・ケント 詞:シルヴァ・ディー
日本ではブレンダ・リーやジュリー・ロンドンなどで“この世の果てまで”がヒットしました。
オリジナルはカントリー歌手のスキータ・デイビス、1963年の曲。
クロディーヌが歌うとまた随分イメージが変わります。
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