MENUBOOK2009

■文房具を楽しく使う 筆記具編 / 和田哲也
読む前はものすごく楽しみにしていたのだけど、実際に読んでみると少し読みにくかった。
筆記具を鉛筆・ペンシル、ボールペン、万年筆と分類して、それぞれの特徴について記されているのだけど、既にどこかで見聞きしたものが多く、新鮮な実用できるアイデアは少ない。
この本の目指すところは何なのだろう。
仕組みを説明され、好みとTPOによって使い分けましょう、というもっともな提案。
筆記具を楽しく使うということは、そんなに難しいことなのか、人に提案されないと楽しく使う方法がわからないのか、などと逆に考え込んでしまう。
もちろん使っている道具について、その背景を知ることでいよいよ愛着が沸くこともある。だけどこの本はその掘り下げも浅い感じがして、単に「メモはこう取ろう」的な、よくある実用書と変わらない。
最初の期待が大きかったので残念感が大きかった。
同タイトルの「ノート・手帳編」もほぼ同じ間奏。
正直、ほとんどないようは印象に残っていない。

あくまで個人的な感想ですのでご参考程度にお読みいただけると幸いです。
USA/小薇へのおたよりはこちらから

CopyRight (C) "USA STREET" USA All Right Reserved.
全ての内容の無断転載を禁じます。
No reproduction or republication without written permission.