MENUBOOK2009

■文房具を買いに / 片岡義男
一見するとエッセイっぽいと思ったのだけど、内容は写真がメインのコラムといった感じ。
黒い背景を用いたコントラストのはっきりした文房具たちの大群。その量は圧倒的で、見るだけでまるで文具売り場にいるような気分になる。
掲載されている文具たちは、主に海外の商品ばかりでカラフルでポップ。加えて写真の撮り方が雑誌的な一種の粗さを見せている。これがこの本の面白さでもある。
写真で魅せるといっても、文章も興味深い内容があった。
しかしこの大量の文具をこの人は使っているのだろうか。とにかく半端ではない。10年物のノートもあるというのだから・・。
たくさん紹介されている中でも、特に見ごたえがあったのは紙もの、ノート類。海外のノート、それもチープなものが好きだからとても欲しくなってしまった。
 
 

あくまで個人的な感想ですのでご参考程度にお読みいただけると幸いです。
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