MENUBOOK2009

■万年筆が欲しくなる本
少し前の万年筆ムック本。
シーンに合わせて「こんな万年筆はどう?」と提案している。写真が中心なので、あっという間に読み終えてしまった。
こういうカタログ風なムック本が多いこともあり、これと言って特徴もなく、個性は感じない。
写真は大きくて一列に並べてあるので、肩入れした感じがなく、客観的に見られるのだが、タイトルの「万年筆が欲しくなる」かというと、いささか疑問は残る。
2006年の万年筆ベストコーディネイト賞を受賞した人たちの手紙が掲載されていて、他人の書いた文字を見られるのは楽しいものだな、と思った。こういうのはムック本らしくて良いと思う。
大型本なので写真の魅力を大事にしつつ、他と少しでも違う部分をアピールするとなると、基本の文章ということになるのかもしれない。写真のみでは印象に残るところは正直少ないと思う。
 

あくまで個人的な感想ですのでご参考程度にお読みいただけると幸いです。
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