MENUBOOK2009

■世界の万年筆
万年筆のムック本。各国の主なメーカーのペンがわりと大きめの写真で紹介されている。ところどころで作家が愛用しているペンをコメント入りで紹介。やはり万年筆を使う作家は多いんだなあ。
面白かったのは中国の万年筆ページ。昆明ってめちゃ意外な・・・。でもキッチュで何でもアリの中国万年筆事情は興味深い。派手なものから有名メーカーそっくりのもの、遊び心満点のもの、よけいなお世話的なものなどなど、いかにも中国らしい。
あとは写真で見てもうっとりしてしまうのは、イタリア物、英国物。綺麗な軸のペンは本当に美しくて憧れる。効果で手が届かないという現実に少々がっくりする反面、手を出さなくて済む、というホッとする感覚。
モンブランはあまり興味がないのでぺ自我たくさん使われていると残念と思ったのだけど、この本は平等。なかなか良い。
英国のペンオークションの話のあたりがヴィンテージ万年筆がズラリと並び圧巻。英語ででペンの名前が紹介されている。

あくまで個人的な感想ですのでご参考程度にお読みいただけると幸いです。
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