あおもり湧水サーベイ        黒石市へもどる

     八甲田のわき水
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黒石市大川原
                        


 ≪ メ モ ≫


    「沖揚平」は昭和23年3月に標高750mの山岳地帯周辺約一町分の払下げを受け、木の伐採
    から開拓が始まった場所である。

    当時18戸が入植し、4,5年は開墾・住宅建設・道路工事などの農業経営以前の作業に追われ
    る毎日で、出稼ぎや山作業の資金で生計を立てるのが精一杯だったという。
 

    現在は、レタス、ニンジン、大根、キャベツ、ブロッコリー、白菜など、標高750mの高冷
    地野菜の指定産地として、県内外の市場から人気を集めている。

    ここは冬になると4メートルもの積雪があるが、この雪解水がたっぷりのミネラルを吸い込ん
    で湧水として流れ出ている


    城ケ倉大橋を過ぎて国道349号を黒石方面に進むと沖揚平の集落が見えてくるが、その中ほ
    どの右側に大きな流し台があり、その蛇口から湧水が出ている。

    この湧水は道路の反対側から湧いていて、ここまで引っ張ってきているそうだ。
    それにしても流し台だと風情がなく、水道水を飲んでいるような感じがするが、水は大変おい
    しくて冷たい。
      


湧水は国道沿いにある 流し台はいただけない 交流センター「活菜館」



≪ DATA ≫

指  定  区  分 なし
お  薦  め  度 ◎◎
分       類 湧水
飲       用
所   在   地 黒石市大川原字蛭貝沢
G    P    S 北緯 40.38.36  東経 140.43.22
ア  ク  セ  ス 城ケ倉大橋から車で10分
問   合   せ 0172-54-2280 交流センター「活菜館」
そ   の   他 駐車可
訪   問   日 平成20年5月5日


≪ MAP ≫


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