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        富田の清水
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弘前市紙漉町
                        


 ≪ メ モ ≫


     昭和60年代の名水ブームのきっかけとなったのが環境省の「名水百選」である。

     本県は「渾神の清水」とここの湧水が選定されている。
     この二つの湧水の選定がきっかけで、本県でも湧水ブームが起こり、県でも「わたしたちの名水」
     として60〜63年度に30箇所を選定している。

      ー以下、名水百選のHPから引用ー

           
1686年、津軽四台藩主が紙漉法を導入した際に、この豊かな清水が使用されたのが始まりである。
           その後は紙漉きだけでなく市民の生活用水にもなり、今でも市民に公共的に使われ、旧村名に因み
           「トミタのシツコ」と呼ばれている。
       
           昭和の初めの頃まで紙漉に利用され、その後は市民の生活用水として使われた。六つの水槽が並
           んでおり、1・2番目は飲用、3番目は米・青物の洗い、洗面用、4番目は紙漉の材料や漬物を漬ける、
           5・6番目は洗濯、足洗い等の使用のきまりがあった。

      
           市による週一回の清掃、月一回の水質検査等、保全活動を積極的に行っている。

日の光が程よく入る 汲み人がひっきりなしに訪れる 水量もかなりある



≪ DATA ≫

指  定  区  分 環境省選定「名水百選」
お  薦  め  度 ◎◎◎◎◎
分       類 湧水
飲       用
所   在   地 弘前市紙漉町5-2
G    P    S 北緯 40.35.44  東経 140.28.17
ア  ク  セ  ス 弘前駅から小栗山行きバスで10分。富田3丁目下車。徒歩5分
問   合   せ 0172-35-1111 弘前市市民環境部環境保全課
そ   の   他 -
訪   問   日 平成20年5月16日


≪ MAP ≫


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