≪ メ モ ≫
岩木山を一周できる県道30号、その北東部に大石神社がある。
舗装されたほぼ真っ直ぐな道路をどんどん上ると鳥居が見えてくる。
さらに上ると岩木山への登山口となる赤倉神社だ。
大石神社は普通の神社と違って周辺に目を引くものがあるので詳細に見るべきだ。
まず、名前のとおりご神体は拝殿裏にある直径3m近くもある苔むした二つの大きな石だ!
石をご神体にしている青森の石神神社を思い出す。
次に、白い馬が奉納されている20基を超える祠群である。
絵馬が立体化しているようで何とも不思議な光景だ。
昔、馬は神の乗り物として生き馬を神社に奉納していたと言われているが、後に、生きた馬の代わりにこ
のような土製の馬を献上したのだろうか・・・
さらに、この馬群の後ろに「竜神御鎮座所」と書かれた立札がある。龍の形をした松?があるのだ。
巨石と龍神という二つの信仰物を持ち合わせる何とも欲張りな神社である。
また金木の12本ヤスほどではないが五本杉という枝分かれした面白い杉もある。
さて湧水はというと、道路が舗装されて比較的訪れやすい場所だけに水を汲みに来る人が絶え間なしにや
ってくる。
汲み場はきれい整備されていて冷たく水量も多いが、汲みやすい様に良く考えて取り付けられた水道の蛇
口みたいな格好は、周辺の雰囲気からチョット趣に欠けるところである。
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