あおもり湧水サーベイ        平川市へもどる

        十和田様
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平川市碇ヶ関三笠山
                        


 ≪ メ モ ≫


     平成25年10月8日付けの東奥日報紙に「碇ヶ関の十和田様知って!」と言うタイトルの記事が掲載
    された。 以下、その記事の一部を紹介する。

     大落前川のほとりに水が懇々と湧き出るほこらがある。
     かつて、水神を祭る「十和田様」として信仰の対象となり、幕末、明治の絵師・学者、平尾魯仙=弘
    前市出身=の著作にも登場する。

     しかし、近年は地元住民でさえこの湧水を知る人は少なく、歴史を知る関係者は「多くの人に存在を
    知ってもらいたい」「後世に伝えたい」と話している。

     この場所は、かつて「大山祗神社」だったが、1935年に弘前市の個人が神社を含めた山林を購入し、
    神社も「喜久山神社」と改称してから、住民の意識から次第に「十和田様」の認識が薄れていったとい
    う。

     以上の記事を読み早速尋ねてみたところ、祠はきれいに清掃され、背後には湧水の象徴である「カツ
    ラの木」が植えられ、今でも少数の人の信仰の対象になっていることを伺わせる。

     このHPに掲載することで、湧水の存在が多くの人に知れれば・・・と、手を合わせてきた。


水屋は比較的新しい 古い鳥居と水屋 水は綺麗に守られている



≪ DATA ≫

指  定  区  分 なし
お  薦  め  度 ◎◎◎
分       類 湧水
飲       用
所   在   地 平川市碇ヶ関三笠山
G    P    S 北緯 40.28.23 東経 140.38.15
ア  ク  セ  ス 大落前林道 喜久山神社前
問   合   せ -
そ   の   他 橋の手前に駐車可
訪   問   日 平成25年10月13日


≪ MAP ≫


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