YU-SHOW伝説〜壱萌必倒〜 「ただいま〜」 「おう,おかえり。早かったな」 そういってくれたのはお兄ちゃん。わたしとよく似た顔立ちをしていて――背も高い。 近所のおばさんからは「そっくりね,YU-SHOWちゃんとお兄さん」なんていわれる けど,身長だけは似て欲しくなかった…なんて思う今日この頃。 そんなお兄ちゃんの声を背中で受けるようにダッシュ! 目指すは私の部屋。 今日は友達のK(仮称)くんと一緒に宿題をやるんだから! 自分の部屋で手早くお着替え。あわぁー,なんかまた洋服がちっちゃくなっ てる。この間も絶対に越えない! って決めていた170センチのラインを飛び越えちゃったしなぁ。 ふと何気なく見た鏡に,ちょいブルー入ったわたしの顔が映った。っと……これはまさか――? 「こっちもおっきくなってるぅ…」 170の身長にふさわしいといえばそうなのかもしれないけど,とても14歳とは思え ない自分の胸の膨らみを手で支える。――重いよぅ。 親友の前ぴーとかはうらやましいとかカッコイイとかいうけど,こんなの肩がこるだけだと思う。 …一回そういったら,贅沢者! って殴られたけど。 「おーい,おやつ食べないの――かッッ!」 お兄ちゃんの声と,ドアが開く音。 鏡越しに目があったお兄ちゃんの顔は,なんだかとっても「えっち」だった。 「あの…その…な,まぁ事故だ,許せ」 「馬鹿あああああああぁ!!」 「痛い! 流石に目覚まし時計は痛い! まぁとりあえず落ち着け,YU-SHOW,なっ?」 「いーから出てけぇーーー!」 夢中で投げたわたしのシスプリのケースが,お兄ちゃんにクリティカルヒットしたのが見えた。 一瞬難しい顔になったかと思うと,ゆっくりと前のめりに倒れていく。なんかとってもヤバげな かん…じ……? 「ああっ! お兄ちゃん大丈夫? きゃーっ時間が,時間が!」 どうしよう,お兄ちゃんは倒れたまんまだし,K(仮称)くんとの約束の時間はもうすぐだし, あーもう,どうしたらいいの!? 続く?(マテ) さてYU-SHOWさん,どうします? 1:お兄ちゃんの介護が先っ! 2:K(仮称)くんとの約束の方が大事ッ! 3:全てを忘れて大悪司っっ(ヲ)! 4:その他<自分の(笑)運命は自分で決める!> ど〜ぞお選び下さい。 では,駄文スマソでした。 ==(以下YU-SHOW)== 【答え】 「遙と由女たんを両方同時に仲間にしたいYO!  というかむしろ、3P希望というか」  などとのたまいつつ大悪司をプレイする答え3。