ヴォルザーク期(第14期)の三つの指針

  11月16日開催の第13期総会において、下記のとおり、当期ドヴォルザーク期(第14期)の三つの指針が決まりました。
 
1.向上する合唱団を目指す  
   一段でも二段でも高いレベルの合唱団を目指したい、と思います。手始めに、譜読み・音取りは前もって自主練習をしてくる。とまったら黙る。松村先生に同じ注意事項を何回も言わせない。暗譜個所を増やす。練習時は先生の棒を見る。これらによって、練習時間を効率的に使い、松村先生の高い音楽性・芸術性をムダにしないようにしましょう。そして、 ハーモニー豊かな合唱団をつくりましょう。
 
2.暖かい合唱団を心がける  
   湘南フィルは、暖かい雰囲気のある合唱団だ、と言われるように心がけましょう。 まず、お互いに顔が会ったら挨拶をしましょう。暖かさは挨拶からです。パート会を数多く開き、団員同士のコミュニケーションを綿密にしましょう。合唱経験の少ない人を、お互いに助け合いましょう。特に新入団員には、部屋に入るときから、練習が終わって家路につくときまで、いつも誰かがケアするようにしたいものです。
 
3.共に歌う仲間を増やす 〜 団員増強 〜  
  今期、団員増強組織をつくり統括長を決め、7地区にチーフを置くこととしました。 団員増強組織は、チラシを配り、ポスターを貼り、地域情報紙に広報をのせるなど、あらゆる団員増強策を企画・実行する組織です。団員増強は、団員一人ひとりが、いつも心がけていなければならないことです。増強メドは150人。中でも、テナーを中心にした男声の増強が当面の課題です。今期も、できるだけ「若くてうまい人を勧誘する」ことをキャッチフレーズにして、湘南フィルハーモニー合唱団の将来を見据えて、団員を増強しましょう。

湘南フィルハーモニー合唱団団長  中村 五郎



18回役員会報告                                       2002.11.2 明治公民館

【1】クリスマス・チャリティーコンサートについて
・当日スケジュール、プログラム (別頁参照)
・チャリティー先の検討
@ ルワンダで義足をつくる活動をしているプロジェクト
A 曽野綾子の海外邦人宣教者活動援助後援会

【3】演奏会チケット販売報告
・売り上げ数・・・S席 663枚、A席 809枚、自由席 298枚  計 1、770枚
総額 ¥4,901,900
   個人の割り当て以外に40名の方が追加券を210枚(¥620,500)分購入。
   先生方のご協力もあり、例年以上の売り上げとなった。

第19回役員会報告                                     2002.11.16 明治公民館

【2】事務局長について
・柏木(S)さんが病気療養のためしばらく休団されることが確実となったため、
   代理として青山(A)さんにお願いする。 

【3】団員増強についての具体策検討
・団員増強に専門に取り組む組織をつくり、地域の窓口を決め、情報を集める。
  団員増強(統括長) 真木奎子(S)
  地区チーフ(茅ヶ崎) 大川美雪(S) (藤 沢) 槇 育子(A)
(鎌 倉) 土肥明子(S) (西 湘) 斉藤芳子(A)
(大和・綾瀬) 牧口宏昭(B)
(横浜北部) 鈴木愼吾(B) (横浜南部) 瀬畑久美子(S)

・演奏会等でのチラシまきに力を入れる。各地域の情報の収集。団員の協力が必要。
・クリコンが終わったら、団員募集のチラシを作り替える。掲示板に貼った時に目立つようにポスターも作る。
・口コミ(人が人を連れてくること)が何より確実。団員増強の必要性を団員一人ひとりに理解し、
 協力してもらえるよう努力する。

・新しく入った人へのフォローをしっかりする。

【4】クリコンのチャリティー先について

 ・役員での投票により、今年度のチャリティー先は、ルワンダで義足をつくる
  活動をしている、『ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト』とする。

 




 アフリカのルワンダ共和国で、障害を持つ人々を支援しようと結成された団体です。1997年にルワンダの首都キガリに義肢製作所を開設し、@キガリ市内の義肢製作所における義肢装具の制作と提供 Aルワンダ義肢装具士の育成 B障害を持つ人々に対するリハビリテーションと社会復帰支援(雇用促進) 等を行っています。
 ルワンダという国は、アフリカの中央に位置しています。もともとあった、二つの部族間の争いは欧米による植民地政策に利用され、内戦へと発展した挙げ句、1994年1万人以上が犠牲となる大虐殺を招いてしまいました。また多くの人たちが地雷や内戦の惨禍に巻き込まれ、体に障害を負っています。小児マヒによって障害を持つ人も少なくなく、不自由な生活を強いられています。 
 このプロジェクトを立ち上げた吉田真美さんは、茅ヶ崎教会のすぐそばに住むOLでしたが、たまたま旅行でこの国を訪れ、現状を目の当たりにして一念発起。仕事を辞めると、義足を作る技術を自ら学び、単身ルワンダへと渡ったのだそうです。日本でコツコツと寄附を集めては、それを資金に義足を作り、また一方で義足を作る技術を現地の方に指導するという活動を地道に進めてこられました。今ではルワンダ政府によって提供された土地にレストランとゲストハウスを建て、そこで得た収益を義肢装具制作活動に還元できるまでになっています。「ワンラブランド」と呼ばれているその土地は、障害者と健常者が共に集い、働ける場所でもあるのです。(先月、TV番組でも紹介されました。ビデオに撮ってありますので、興味のある方は寺部(A)までお申し出下さい。)
 今年度チャリティー先をこのプロジェクトに決めたのは、敢えて小さなプロジェクトを選ぶことで、私たちの献金がどのような形で使われるのか最期まで見届けようと思ったからです。例年のように被災地への献金では、用途先まで特定するのは困難でした。お役に立てて頂けているのは確かですから、それで十分と言えば十分なのですが、私たちの気持ちもつい‘あげっぱなし’になってしまっていたように思うのです。少しでも顔の見えるところへ献金することで、私たちにも何か見えてくるものがあるんじゃないかと思います。事故や病気で手足を失った方々にもう一度生きる望みを持っていただけたら、素晴らしいですよね。



    ◇◇◇ 第13期 団員総会終わる ◇◇◇
 
 第13期の団員総会が、去る11月16日(土)20:40より、 明治公民館にて行われました。(団員総数118名:出席者59名、委任状提出42名)
御子柴(B)さんの議長、青山(A)さんの書記で議事は整然と進められ、用意された議題はすべて圧倒的多数を持って可決されました。
 『第14期の業務計画』では、来年度の本番での演奏曲目について質問があり、来年度の演奏曲はドヴォルザーク“スタバト・マーテル”のみでカップリングの曲はなしとの回答がありました。また、練習会場について、どこか一個所に固定してもらえないかとの要望が出されましたが、現在利用している会場はすべて抽選で苦労してやっと押さえている状況で、固定するのは不可能であり、来年度も明治、玉縄を中心に考えたいとのことでした。
 『第13期決算報告』では財務の瀬畑(T)さんより、今期は演奏会の出費を抑えることができたので、108万もの黒字が生じたこと。その理由として、チケットの売り上げが予算を上回ったことと、オーケストラの出演料を抑えることができたことが大きいとの説明がありました。質問としては、「一般会計のその他の支出の内訳を知りたい」「CD制作の支出はどのCDのものか。今までのCDの在庫はどうなっているのか」との2点が出されました。一般会計のその他の支出は、来年度の演奏会会場の予約金等、ほとんどが仮払いのものであり、CDの支出はヴェル・レクのCD製作費であるとのことでした。今までのCDの在庫数は、未確認であるため、早急に調べ、改めて回答することになりました。
 『14期予算』については、「来期は演奏会までの期間が8ヶ月と非常に短いため、団費、チケット代を上げずに予算を立てるとどうしても103万のマイナスとなるが、繰越金にも余裕があるので、このままマイナス予算で行いたい。経費を少しでも減らすために、演奏会のオケ合わせの会場を例年の鎌倉芸術館から茅ヶ崎市民文化会館に変更する。」との提案がされ、これも賛成多数で承認されました。




 2002年12月&2003年1月の練習日程 
12月  
  7日(土)


14日(土)
 



21日(土)
 
 
   玉縄公民館        18:15 〜 21:00


  ☆茅ヶ崎カトリック教会    団員集合 15:30
    クリスマス・チャリティー・コンサート
     (19:30開演)  
    ※ 当日の詳しい日程は別頁参照

   明治公民館 (納会)   18:15 〜 21:30
 
=  2003年
 1月 11日(土)
18日(土)
25日(土)
  玉縄公民館         18:15 〜 21:00
  明治公民館         18:15 〜 21:00
★ 明治公民館
文化室     18:15 〜 21:00
☆ 前回の通信に洩れていました。クリコンのリハーサルです。
★ 文化室は体育館のある建物です。上履きをご持参ください。


 
□△▼編集後記▽▲□
 演奏会後入院されていた、事務局長の柏木さんが先週、退院されました。8月の半ば頃から体調をくずされていたにもかかわらず、演奏会等の準備で奔走し、かなり無理をさせてしまったようでした。一ヶ月もの入院ということで、驚かれた方も多いと思いますが、ゆっくり休養をとられて、今は大分回復されてきています。入院中、皆さんから頂いた励ましの手紙や、電話が何よりも嬉しかったようで、皆さんに是非よろしくお伝え下さいとのことでした。「皆さんの声を聞くとすぐにでも歌いに行きたくなってしまうのだけど…、今はぐっと我慢をし、きちんと治してから復帰します。」ともおっしゃっていました。柏木さんの笑顔が見えない湘フィルは、○○○を入れないコーヒー…!?(かなり古かったですね、失礼!)早く元気になって戻ってきてほしいものです。