第1回

世界バラ展

 
                             

会場いっぱいに咲き乱れた薔薇(バラ)たち

遥か紀元前から時を経て今日まで、多くの人々に愛され続けてきた花の女王・薔薇。その芳醇な香り、豊かな色合いと容姿は、未知な美しさを創造する人々の情熱に育まれたものです。正しく、その伝統と格式は、世界の人々のさまざまなシーンで、その国の文化を生み出す源になってきました。  “国際平和の文化年”にあたる2000年の春、「第1回 世界バラ展」が5月2日(火)〜7日(日)迄、千葉コンベンションセンター・・・幕張メッセで開催されました。世界各国から約2000種以上のバラを集め、フランス整形庭園風にアレンジした、環境演出型アミューズメントスペースは、何と言っても圧巻でした。会場のエントランスを飾るローズ・ディスプレイ2000のメインは、「自然・憩い・交流」をテーマに、2000本のバラを使った素敵なオブジェでした。このデザインはフランスのフラワーアーティスト、クリスチャン・トルチェ氏が手掛けました。また、会場内にはトルチェ氏のブティックもオープンしていました。

 

Christian Tortu(クリスチャン・トルチェ)            

パリの南、ロワール地方で育ったクリスチャン・トルチェは、子供の頃に感じ、学んだ自然への感性を大切にしながら、日常のすべて(特に植物)を美しく楽しむライフスタイルの価値観の創造を、世界に向けて提案しています。        

1985年 パリのオデオンに花のブティックを開店。         1991年 ニューヨークの五番街、98年8月には東京・赤坂にもフラワーブティックをオープンしました。後の活躍は、パリのオートクチュール・コレクションの舞台デザインや、カンヌ映画祭の会場装飾のトータルディレクション、またテーブルウエアのデザインも手掛けるなど、幅広い活躍をしています。

 

世界バラ展シンボルマーク

多くの色を誇るバラの中でも、未だ私たちが見ることの出来ない『青いバラ』。宇宙で唯一、生命の母となる水が存在する「青い星」地球。世界平和の象徴である国連の「青い旗」。           

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ミレ二アム「第1回 世界バラ展」では、私たちの未知への創造と生命の尊さ、そして平和への願いを込めて、青いバラを【アースローズ】と命名し、コンベンションのシンボルとしました。

 

ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ

 

 

 

 

 

ムーンシャドウ【JRC‘93香りの大賞】

 

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うらら【JRC‘95金賞】

 

ゴールドメダル