.budou(a).gif (4178 バイト)     代 表 品 種
himo.gif (1993 バイト)

横 濱 樹 医

budou(masukatto).jpg (69416 バイト)

葡     萄

himo.gif (1993 バイト)

budou(b).gif (11827 バイト) 主な品種には・・・

デラウエアマスカットベリーA、ナイヤガラ、ロザリオ

巨峰ルビーオクヤマ、スチューベンなどがあります。


生育適地

ヨーロッパ系は、開花適温が高く、雨の少ない乾燥地帯が生育に適していますので、日本にはむかない種類です。これに対してアメリカ系は、雨の多い地方の原産で、冬の低温にも耐え、定植して3年から4年で実がなります。日本では、生食を主体としますが、外国ではワインの原料としての栽培が主です。


性質・特徴

日当たりと水はけの良い肥沃地を好みます。品種により乾燥地にも強く、国内では山梨をはじめ、長野県や瀬戸内などが有名産地です。棚栽培が主流ですが、強い風の当たる所は避けた方が良いでしょう。成木の移植は原則として出来ません。


病虫害とその見付け方・予防と対策     

病害虫

病気は、主に葉に発生する「ベト病」、「褐班病」、「サビ病」と、果実に発生する「黒痘病」、「晩腐病」、「房枯れ病」などを警戒します。また害虫では、ブドウスカシバやブドウトラカミキリ、コガネムシなどたくさんいます。

        budousukasi.jpg (5517 バイト)      betobyou.jpg (5089 バイト)      sabibyou.jpg (5957 バイト)

              ブドウスカシバ             ベ ト 病                                サ ビ 病

病害虫の見つけ方

葉を中心に発生する病気は、主に春から秋までが発病期間です。これら「ベト病」、「褐班病」、「サビ病」にかかると、葉に小さな斑点ができて、しだいに大きく広がり生育不良をおこし、やがて落葉します。これらブドウの葉の病気は、やや低温で湿度の高いときに発生しますので、最近に多い異常気象のときなどはじゅうぶんに注意が必要です。また、大切なブドウの実を腐らせてしまう「黒痘病」、「晩腐病」、「房枯れ病」は、特に厄介な病気で、多雨のときに発生します。黒い点が実に現われはじめ、しだいに広がり果実が腐りはじめます。このように、ブドウの病害虫は、葉と果実の両方をよく観察して、早期発見に努めます。

予防と対策

病気類について全般的に言えることは、その年の天候不順で雨が多く、日照不足と重なって十分な発育ができず、病原菌が次々と雨や風で飛び散りまんえんするため、その被害が葉に及び落葉の時期の前に枯れ落ちたり、いずれ果実にまでその被害が及ぶことです。予防としては、冬季に石灰硫黄合剤の30倍液を2〜3回散布し、新芽が伸びはじめたら、ロプラール水和剤1000倍液やジマンダイセン水和剤500倍液を月に2〜3回定期的に散布します。害虫類は、春から定期的にスミチオン1000倍液の散布などで防除しますが、ブドウスカシバやブドウトラカミキリなどの被害にあった枝は、冬のせん定のときに切り落とし、焼却することがポイントになります。

himo.gif (1993 バイト)

php-info.gif (1701 バイト)今日は何の日


最初のページ| 戻る |最後のページ