第4回 「出会いは突然に」

心のベスト3 セガ・マーク3編

1位 北斗の拳
2位 ファイナルバブルボブル
3位 アレックスキッドのミラクルワールド

北斗の拳はいろいろゲーム化されましたが
やはりセガ・マーク3版が最高傑作でしょう。
セガはプレステの低価格方面で、この辺の作品を復刻してほしいものです。

ここまで書いておきながら、今回はセガではなく
ファミコン購入大作戦のお話。

ぼくが始めて買ったコンシューママシンはファミコンです。
そんなの当たり前じゃん!!
と思って読まれてる方もいるかもしれませんが、良く考えて下さい。
ファミコンが発売されたのが1983年。
最近のアイドルの主力は13〜18才あたりでしょうか。
1985年から1990年生まれだったりしますから、
ひえ〜っ!!みんなファミコンより年下です。
ゲームとのファーストインパクトが
スーファミとかプレステとかいても不思議なんですな。
メガドラとかPCエンジンってツワモノもいるかもしれませんが。
それはさておき、ファミコンは発売と同時に大ヒット。
本体なんてどこにいっても売ってません。
当時はまだゲームショップなんてありませんし
ゲームや本体を予約して買うなんてこともありませんし
そんなことをやってるおもちゃ屋さんもありませんから
みんなファミコン本体を手に入れるために
いろんなところを血眼になって探していたわけです。

ゆういちろう少年もそんな中のひとりでした。
小遣いやお年玉をため、ゲームなんてという母を説得し、
伯父からゲーム用の14インチのテレビを入手して、
あとは本体とマリオブラザーズを手に入れるだけ。
でも、本体どこに売ってるの?
と、途方にくれるゆういちろう少年。
とりあえず、妹を連れて街のデパートへ。
なんだかどこぞのイラン映画みたい。
街のデパートでは、案の定売ってなく、
セガのSG1000ならありますが、とお店の人に言われる。
とりあえずテレビゲームがほしかったぼくは
おもわず買ってしまいそうになりますが、
もう1軒、地下街におもちゃ屋さんがあるので
そちらにいってみることにしました。
おもちゃ屋さんに着きます。店内を見回しても置いてありません。
「やっぱないかぁ」とがっかりして、
引き返してセガ買おうかな、と思ったのですが、なぜかふいに
「店員さんに聞いてみよう」と思い、お店の人に聞いてみることに。
「ちょっと待ってね」と言われしばし待つことに。
妹に「セガのでいい?」なんて聞きながら待ってますと
「1個あったよ」と店員さんが言うではありませんか!!
あれは今でも奇跡だと思ってます。
当時はほんとにほんとに手に入らなかったシロモノですから
もうほんとにビックリでした。いやいやダメでもともと。
勇気を出して聞いてみるもんです。
ということで、無事ファミコンゲット。
1984のお正月の出来事です。
あそこで聞かないでセガ買ってたら、その後のぼくの人生、
どうなってたことやら…
それはそれで楽しかったかも。(笑)