第2回 「ゆういちろう君ゲームに出会う」
このコラムを始めるにあたって、
ぼくが一番最初にハマったゲームはなんじゃろな、
といろいろ思い出そうとしたんだけど、
う〜ん、どうもはっきりしません。
とてもとてもちっちゃくて、体の弱かったゆういちろう少年でしたが
怪獣消しゴム集めて砂場でよく遊んでましたし、
近所の子とビー玉やらコマ回しもしてたなあ。わりと健全。
駄菓子屋には毎日のようにいってたなあ。
でも、ぼくの通ってた駄菓子屋(正確には貸本屋)さんには
ビデオゲームは置いてなくて、近所の玩具屋さんにあったインベーダーか
商店街の中にあったゲームコーナーにあったんだよなあ。
でもインベーダーにはそんなに熱中しなかった。
ゲームコーナーも時々行ってはいたけど、
1ゲーム100円なんて大金もってなかったし、
もし持ってても、それだけの金額があれば駄菓子屋の方が
有意義な時間が過ごせるので、楽しそうだなあと思いながらも
遠巻きに見てましたな。
それに当時は、ゲームコーナーなんか恐い兄ちゃんの溜まり場で
小学生のぼくがとてもとてもいけるような場所じゃなかったんだけど…
そうそう、そのころ仲良くしてた父子家庭の子がいて、
その子がおごってくれるっていうからいっしょに行くようになったんだっけ。
で、よくカツアゲされました。(笑)
そんな恐い中学生達の視線をかいくぐりながらやってたのは…
思い出した、ナムコ・namco!!
タンクバタリアンとワープ&ワープ!!
ほんとはクレージー・クライマーやディグダグしたかったんだけど
1ゲーム50円か100円で、ちょっと手が出ませんでしたが
上の二つは1ゲーム10円だったのでほんとによくやりました。
どんなゲームか説明し出すと日が暮れるので
割愛させていただきますが(おいおい)
どちらとも、その後アレンジされて
バトルシティ、ワープマンという名前でファミコンに登場しております。
おおっ、バトルシティやりて〜。今度探しにいこっと。
そんな感じで、恐い兄ちゃん達に脅されることよりも
ゲームすることにとりつかれてしまったゆういちろう少年と
ゲームの日々が始まったのでした。
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