その257 「描けよ、俺。vol.2」
横浜・F・マリノスのアン・ジョンファン選手が
アン様なのだから、通販生活でなりきりグッズが発売されている
彼はやっぱりペ様じゃなかろうかと思うのですが。
もしくはアン・ジョンファンがジョン様???
ていうか、レンタルビデオ屋で
「おっ、ペのビデオ全部貸し出し中じゃん」
と言ったら相方に
「そんな呼び方してたらファンに刺されるよ」
と言われた。
嗚呼、恐ろしや恐ろしや。
ぼくはアン・ジョンファンの方が彼の256倍かっこいいと思うが。
サッカーもうまいし。
しかしオダジョーはそのアン様の4096倍カッチョええ。
最近は毎週のように画材屋さん通い。
主に絵具・ジェッソの補充。
ぼくはほとんど混色しないので、欲しい色を探しに行く。
ほんとに微妙な、ほんとにほんとに些細なところが重要だったりするので
「もちょっとだけ沈んだ茶色が欲しいんだけどニャ〜」
と画材屋さん。
「ピンクというよりも桜色が所望」
と画材屋さん。
毎週ではなくて週3回くらいか。
でもこのあいだ、楓さん(ピンク大好き)に
「白と赤を混ぜるとピンクになるんだよ」と実演してあげると
えらい喜んでた。
たしかに色を作る喜びってのはあるなあ。
でもでも作った色の安定供給は、行き当たりばったりで描くぼくには
至難の技なのでやっぱりそのままチューブに入ってる方がよいな。
ということで各メーカーさん、というより竹内リキテックスさん、
もっと微妙な色たくさん出してちょ〜だい。
それにしても、絵を描くのは楽しい。
ホントに楽しい。
忘れてた、楽しいんだよお絵描きは。
絵本作りたい作りたいと思うあまりにちょっと絵を描くのが
苦しくなってたんだな、ということに気がついた。
きっと頭脳労働になってたんだと思う。
絵を描くのは肉体労働だ。
スポーツに近いと思う。
だから毎日毎日描いてる方が断然いいとも思う。
下書きもせずに塗って消して塗って消してしてるうちに
手が勝手に描き進んでいくようになってきた。
イメージは後からついてきて、直にシンクロするようになる。
いい絵が描けてるかどうかは別として、
面白くなってきたよ、ぼくは。
|