その215 「みらいはきみのてに

あの「機動戦艦ナデシコ」の佐藤竜雄&XEBECが贈る、
ということでいろんなことを期待しつつ見続けた「宇宙のステルヴィア」。
ついに最終回を迎えます。
感動のフィナーレです。
故あってもう見てたりします。2回見ました。
よかったです。

ポケモンショックと萌えの氾濫によって、
いいアニメが非常に作りにくい環境の中よくがんばりました。
どうしてこの作品を夕方にもってこなかったのだろうか、と思います。
悲しい話や暗い話やマニアックな話は意外と簡単に作れます。
萌えとか、オタク好みの設定とか、深読みの要素とか、
そんなのみんな置いといて、ステルヴィアは
佐藤竜雄監督が希望溢れる子供達に向けて贈った
とても素敵なおとぎ話ではなかろうかと思います。
21世紀最初の傑作ではなかろうかと思います。
ちょっと真面目に新聞なんか読んでますと、
世の中ほとんど希望がないように思われます。
だからこそ子供に希望を与える物語が必要じゃなかろうかと思います。
そういう意味でも、ステルヴィアは会心の出来ではないかと思います。
とりあえず、勢いで書いてみました。
でも、DVDで通しで見てもこの感想は変わらんやろうなあ。
ある意味、中学生日記のような気がしなくもないが。(笑)
楽しくて、苦しくて、切ないけどがんばって生きている少年少女の物語です。
興味のあるかたは是非。
めずらしく、盲目的に、熱狂的に、薦めてみました。
まあ、たかがアニメですけど。
されどアニメですが。