その182 「あの素晴らしい絵を二度三度」
1日冬休みをいただき、家族で天神の三越へ行く。
A.A.ミルン・E.H.シェパード展を観に行く。
休日は多いので、平日に行く。
よく見えるメガネをかけて行く。意気込み十分で行くのです。
去年9月の山口に続いて2回目。
ではなく、今までいろんなところで何度も観てるなあ。
そんだけ御縁があるということか。
しかし何度も観てるのでもうそんなに驚きはしないだろうなあ。
と思ってたぼくが甘かった。
今回は、ミルンの書簡やシェパードの小さい頃の絵などが出品してあり
(ほとんどが複製・レプリカだったけど)
シェパードの7才の絵が良く観るプーたちの絵なんかと変わらない
クオリティーで描かれておりフギャッ。(まことちゃん風)
油絵で描かれたプーを観てボーッ。(口半開き)
表紙にプーが箔押しされたかわいい初版本にポッ。
(銭形のとっつあんに予告状を書きたくなる)
そしてプーのドローイングたち。(今回は彩色バージョン)
嗚呼、もう逃げ出したい。
ではなくて、右手がウズウズする。
一刻も家に帰って絵が描きたい。
ぼくが描くべき方向、みたいなのはなんとなく見えてたのだが
これを絵本で表現するのはとてもとても難しく、
少々、というかめちゃめちゃ煮詰まりぎみだったんだけど目が醒めた。
はやり決めてかかるのは良くない。
まずは描いて描いて描きまくろう。
小さくてもすごい絵が目の前にたくさんあるではないか。
いつもいつもありがとうございます。
E.H.シェパードは真に尊敬すべき作家さんです。
ぼくに羨望と畏怖の念と、しかしそれに挑みたいというやる気を
いっしょにくれる作家さんです。
けっこう迷った時にひょっこりやってくるあたりが運命かもしれません。
とにかくがんばろう。後ろは追っかけないよ。
横に並ぶんだから。
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