その180 「人間辞めますか

2月から、ケーブルテレビのチャンネルが5つ増える。
そんなかにアニマックスというチャンネルがある。
マクロスやらガンダムやら侍ジャイアンツやら
スーパーミルクチャンやらが毎日観れるようになってしまう。
もうほとんど、人間辞めなさいと言われてるようだ。
そして、ほんとに辞めてしまいたいぼくがいる。ヤバイ、ヤバイ。

とにかく、というか待切れずに、というかとにかくとにかく、
久しぶりにテレビ版のガンダムをテレビで観る。
“燃え上が〜れ〜、燃え上が〜れ〜、燃え上が〜れ〜、ガンダムう”
嗚呼、懐かしくも恥ずかしい主題歌、涙が出る。
話はマチルダさんが死んだ後のようだ。
う〜む、前半の山場は観れずじまいか、残念無念。
テレビにかじりつきながら
ガイア&オルテガvsアムロの戦いを見る。
オデッサ作戦である。
とてもとてもよく出来た、1年戦争シミュレータ(ギレンの野望のこと)が
出てたりするので、ガンダムといえど一兵器なのだが
こうして見ると、ガンダムとドムの戦いは、戦闘というよりはチャンバラで
(そういえばファーストのMSは白兵用の装備充実してるもんな)
この時点では、まだまだスーパーロボットのようだ。
う〜む、趣き深い。
窮地に追い詰められたマ・クベが水爆を使うと言っている。
間髪いれずに「そりゃ南極条約違反でしょ」とテレビに突っ込んでしまい
相方に呆れたように笑われてしまう。
はっきりいって実際にあったわが国の年表よりも、
うそっぱちの宇宙世紀の年表の方が限りなくリアルであり、
よく知ってたりもする。
そんな人間が他にもたくさんいると思うと、恐ろしいような気もするが
大河の武蔵やら、指輪物語やら見てますと大したことではないような気もする。
発射された水爆は、アムロが信管部分を切り落としことなきを得る。
ゲームでは鬼のように強いオルテガもガイアもさっくりやられ
マ・クベはザンジバルにて逃走。
いやあ、しかしサイドストーリーなどで情報が膨れ上がってるので
兵器の開発史から見るといろいろつじつまが合わんなあ。
そんなこといって見てるこっちがあんまりだといえばそうだけど。
そう言いたくなる歴史の深さをもってしまったのが
20年以上たった今も大人気のガンダムの魅力だもんなあ。
なんだかんだ言っても死ぬ程充実の30分。
しかし今のアニメの現状を考えるとがっくし。
ストーリーの面で、ここまで見せてくれるオリジナル作品ないもんなあ。
フジ系で夜中にやってるWOLF’S RAIN位かなあ、
期待出来そうなのは。
CSに眼をむけると、
キッズステーションのガラクタ通りのステイン、
カートゥーンネットワーク サムライジャック、ホームムービーズ、リブート、
アニマックスのOH!スーパーミルクチャン、
他、各チャンネルでやってる古き良き名作アニメの数々。
これ以外にもサッカーやら格闘技やらビリヤードやら音楽やら…
こりゃますます、地上波見なくなるなあ。
1日24時間じゃとてもとても足りません。
やっぱり人間辞めるしか…(笑)