その170 「クリスマス会

朝からお腹の調子が悪いというのに、ヤマハの音楽教室に連れていかれます。
なんか今日はクリスマス会らしい。
会場につくと受付。楓さんは先生らしい人物に飛び込んでいくも
お名前を聞かれると、ぼそぼそ答えておった。
ちゃんと大きな声で答えましょうね。
思いっきり調子が悪く、ボケボケしてしてたのでカメラを忘れる。
まあいいや、と思いながら待っておりますと
他の子供達もゾロゾロやってきて、とても鬱陶しいく…
ではなく賑やかに。ああ、お腹痛い。
いよいよ会場に連れて行かれる。
お母さんと子供は、所定の位置に。お父さんは見学席。
ほかのお父さんはビデオを回し始める。ひえ〜。
これから幼稚園に行き出したりしたら、これもこうせにゃならんのだろうか?
面倒臭いいなあ。カメラはいいけどさ。
とにかく、会は始まる。



つまらん、つらい、お腹痛い。
楓さんはとても楽しそうだが、ぼくにとってはなぞのお遊戯が
淡々と進んでおり、なんでしょうね、これは。
あまりの異様さに、だんだん笑えてくる。
クリスマスの紙芝居を見終わるとシャンシャンシャンと鈴の音が…。
出た、うそサンタ。
ドンキホーテで買ってきたような衣装とヒゲをつけたサンタ登場。
とてもとてもテンション低い。
去年はギター片手にジョン・レノンを熱唱して帰っていったと聞いてたので
ここは多少期待してたんだが、はやくも働くおっさん人形状態。
どうみても苦しいおねえさんとの掛け合いがシュールすぎて最高。
うそサンタ、しまいには「○○ちゃんのために買ってきたよ」などと発言。
お前、さっき紙芝居では作っておったじゃないか、買ってきたんかい!?
と大爆笑。いやあ、おもしろいなあ。
こどもはあれで納得してるのだろうか。
まあ、そんなうそサンタからプレゼントをもらいます。
事前に300円分のなんか持ってこい、とのお達しだったので、
それをシャッフルして配っておるのだが。
ぼくの買ったプーさんの石鹸はどの子に行くのかな?
プレゼントを配り終わると、うそサンタは低いテンションのまま退場。
これから自転車でアメリカに行くそうな。がんばって。
続いてケーキタイム。楓さんは予想通り嬉々としており、
ダッシュでケーキをもらいに行く。
食している楓さんを見に行くと一言、
「おとおさん、カメラはあ?」
ごめんなさい、忘れました。
そんなこんなでクリスマス会終了。
お片付けして、先生に挨拶したかと思うと、
楓さんはそのまま出口を出てってしまったではないか!?
慌てて追っかける。
外はもう暗くなってきてたので、みんなでお好み焼きを食べに行く。
楓さんは、クリスマス会でもらった包みを開けようとしている。
ディズニーストアの袋から出てきたその品物は…
100円ショップの、サンタ&ゆきだるまのロウソク。
かなり寒い。楓さんもいちおう喜ぶもそのあといらん発言。
そりゃいらんわなあ。
思いっきりうそくさいサンタではあったが、
楓さんは本物と思ったらしく、サンタにお願いするものを言っておった。
楓さん、いろいろ言ってくれてますが、あなたのプレゼントは
さきほどアンパンマンのパソコンに確定しましたよ。
あとはじじばばにお願いしてね。
引き続きテンションの高い楓さんは、店内のジャズのBGMに合わせて
踊りまくりながら、お好み焼きをもりもり食べて帰りました。
ぼくは、もうニ度と行きたくないです。