その168 「なんか12月」
もう冬でしょうか。
12月だから冬なんでしょうか。
冬の雨は冷たいのでしょうか。
それよりも師走でしょうか。
ぼくは師ではないけれど走ってるでしょうか。
そんなことより、日曜日に洗濯物出しに自転車漕いで
クリーニング屋さんに向かってますと、なぜかロープが張ってあり、
信号は止まっており、マラソン中継に遭遇してしまい、
チャリで必死に追っかけるおバカな子供達といっしょに
カゴに洗濯物乗せたぼくもテレビに映ってしまい、さらに
ほんの5E位先にあるクリーニング屋の信号の前で10分も待たされて
踏んだり蹴ったりだったでしょうか。
ああ、今年も、もちょっとで終わりのようです。
そんな八年前の12月3日にプレステは発売されたのでした。
なんてことを思うわたくしは、とある筋から入手した
スピッツのリマスター版のCDを順番に聞いております。
アルバム8枚+ミニアルバム1枚で95曲なり。
スピッツの歴史ここにあり。
上手くなったなあ、すげえなあ。
人に歴史あり、バンドにも歴史あり。
ナンバーガールやスガシカオちゃんのように
1枚目から異様な完成度を誇ってる人(バンド)も稀にあって
それはそれですごいなあ、心酔しちゃうよなあ、やっぱり。
なんて思ったりしますけど、こうやって1枚目から上手くなっていく、
そしてどんどんすごくなっていく、上手さを越えたモノまで手に入れていく、
そしてそして、それはまだまだ継続中である、というのもまた
すごいよなあ、惚れちゃうよなあ、なんてことも思ったりしました。
みんな、才能のある人たちを天才だとかなんとか言ってるのよく聞くけど
ぼくが思うに、天才なんてのは長新太と明石家さんまさんくらいで
あとは才能豊かな努力の人だと思います。
へっぽこながら、不器用ながら、同じ表現者の道を歩むものとして、
とても頼もしくあり、悔しくもあり、そして愛してるぜっ!
って、恥ずかしげもなく言えちゃったりして。
うんうん、なんかいい感じ。これはマサムネくんの歌声のせい?
とにかく、残り少ない今年もちゃんと頑張って、
来年はもっともっとたくさんの努力の人にめぐり逢いたいですな。
そしてぼくもそうありたい。年末進行に負けんなよ、おれ。
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