その161 「とおきょおはぁ〜、1日目」

福岡の方が寒いじゃねえかこんちくしょう。

昨日、無事東京から帰る。

と、上の行からこの行を書く間に2時間程寝てしまう。
いかんいかん、目が覚めてよかった。
野菜ジュースでチョコラBB弾を投入し、元気になったふりをしてみる。

まあまあ、それはさておき、東京話である。
会社の研修旅行で、毎回事業所のある地域を
一泊二日酔いして帰ってくるというものなのだが
今年は東京本社方面・ネズミーリゾート、要は遊んどけということである。
去年の北海道・洞爺湖温泉は、テロの影響でで参加出来ず
残念な思いをしたので、今年は遊ばせて頂きます。
ということで、二日分のネズミーシー&ランドのチケットを無駄にして
東京で遊んできた。

初日土曜日、吉祥寺に直行。
紅茶好き&絵本好きの心を鷲掴みにしてくれる俺の聖地、
カレルチャペック紅茶店&トムズボックスに殴り込み。
殴り込み、となかなか乱暴なことを書いておりますが
土曜はトムズのオーナーの土井さんが店番をしており、
ぼく的には“よっしゃ行こか〜”感が毎回少なからずあるので
やはり殴り込み、やや殴り込み、プチ殴り込み。
いや、ほんとはただ、いろいろ緊張してこっぱずかしいだけなのだが。
店に入ると今日はまた朝から多いなあ、
(といっても五人、でも店がすごく狭いので満員)
土井さんに会いに来る人も少なくないのでもうひとつの目的である、
買いそびれた絵本を買ったり(3冊捕獲・どれも最高)
宇野亜喜良さんの原画見たり(個展開催中)しつつ、声掛けるタイミングを待つ。
運良く話し込むひともなく店はぼくひとりになったので話し掛ける。
住所も変わったし、ついに覚悟も決めたので、ということでNEW名刺を渡すと
なんと1〜2年に1回しかこないこの男のこと憶えて頂いておるではないか。
まことに恐縮です、と心でつぶやきつつ、いろいろお話をする。
僅かながら、非常に濃い時間を過ごす。これだけでも来た甲斐があるってもんだ。
やさしかったりきびしかったりすることばのひとつひとつが
遠く福岡の地で、ひとりもがいているぼくにとっては非常にありがたい。
なんとなく、来年はいよいよ攻めモードにシフトすっかな。
なんてことを考えながら、店をあとにする。
ネズミーリゾートに向い、夜の宴会に備える。
ぼくの同期は、みんな東京にいっちゃったので会えるのを楽しみにしながら
宴は開かれる。ホテルでフランス料理、というセッティングにも関わらず
非常に盛り上がる。
そのまま二次会のカラオケ。夜のネズミーに行こうかと思ってたのだが
しんどいので、カラオケでダラダラと飲んで食べる。
今年入ったぼくの後輩が、ハイロウズ・ブルーハーツ攻勢で異様に盛り上げる。
わ、若っ!!
と思いつつもリンダ・リンダとかは燃えずにはおれんので
ハイテンションで飛び跳ねる後輩に「○○っ、脱げっ!!」と叫ぶと
恥ずかしそうに、小声で「勘弁して下さい」と返してくる。
まだまだだ。ヒロトなら脱ぐぞ。
と思いつつも、なんか可笑しいので暴れさしとく。
彼が今回の旅行のMVPなのは間違いないだろう。
このサイトの“我思わない、ゆえに我なし”を導き出してくれた同期のやつが
さわやか笑顔で「なかじぃ、なんかインスパイアさしてよ」とやってくる。
ベロンベロンになりながらやってくる。
この会社で唯一クリエイティブトークができる非常に頼もしいライバルである。
が、いかんせんよっぱらっとる。でもまあいいや。
長新太はすごいから読んどけ、とか
歌が好きか嫌いかは別として、ゆずの音楽に対する姿勢は非常にいい、
おれにも近いモノがある、とにかく好き嫌いは別として…
なんてことを話してるぼくも、少しばかりのお酒&寝不足でクラクラしてるので
なんだかようわからん。非常に名残惜しいがひとり部屋に帰る。
高い高いミネラルウォーターをゴクゴク飲みながら
セレッソのJ1復帰などをベッドに横になりながら見る。
会社組織など、基本スペック的には非常に苦手なぼくだけれども
今回は楽しかった。やはり何事もやってみるもんである。あと、継続は力なり。
苦手分野をやや克服し、偏りがちなぼくに、さらに広い視野を与えてくれた、
という点では、会社には非常に感謝しております。
おっ、おれも大人になったなあ…
なんてこと考えてたあたりで記憶が途切れる。
気がつくと朝。もう日曜日。
今日は、んまいもの会に参加する日である。
まあ、いわゆるオフ会ですかな。
大体、初対面の人に会うのは苦手で億劫なのだが、
ネットでワンクッションあるので大丈夫だろうと思いつつも
やっぱり緊張で、すこし気持ち悪くなる。
とにかく、意を決して東京へ向うことにする。いざ、新橋。
(すんません、長くなったので明日へつづく…)