その84 「大掃除なんだけど」

相方はカーテン洗って窓拭いて…と、大掃除の真っ最中。
ぼくは姫の子守り担当。まずは街へ買い物へ。
年始の挨拶用のお菓子を買いに行く。
去年は大晦日の昼頃にいったら手ごろな値段のものは全滅だったので
1日早く行くことにしたのだ。
で、おかきの埋め合わせととらやの最中とようかんをゲット。
ああ、とらやの抹茶ようかんはよ食いたい、ってお年賀じゃないんかい。
デパートは人が多いので目的のモノを買ったらすぐに脱出。
幸い姫はすこぶるご機嫌、あいそふりまきまくりでゲットした
おかき4個をボリボリ食っていた。お行儀悪いよ。

とにかく無事帰宅。子守り第2ラウンド開始。
風は非常に冷たいんだけど、お日さまニッコリのいい天気だったので
ポカポカの畳に新聞紙敷いて大きい紙広げて姫とふたりで落書き開始。
うちの姫は贅沢である。この落書きに使用するのはコピックマーカー。
えんぴつなんかもぼくの落書き用のいいやつ。
だってぼくの使ってるの強奪するんだもの。自分のあるのに。
そしてそれを惜し気もなくドリドリ使っていきます。
ぼくも悔しいのでドリドリ使っていきます。
マーカーはぐんぐん干涸びていきます。でも楽しいからいいや。
陽射しがかなり強くて、部屋のホコリが目に見えます。
さらに相方が洗ったカーテンを干しに来たので部屋中ホコリの嵐。
が、それを見た姫様ひと言。

「うわぁ、雪だあ」

ええ〜っ、雪なの楓さん。それはちょっとどうかと。
品のあるナイスなコメントですがやはりそれはちょっとどうかと。
でも姫は雪だ雪だと喜んでおります。
それじゃあそうゆうことにしておいてぼくも一緒に喜びます。
畳から雪が舞い上がっています。