その26 「バイバイ

木曜日の歓送迎会のアルコール+連日の寝苦しさ。
で、どうもスッキリしません。
どうでもいいけど歓送迎会は歓迎3:送別7って気がします。
一部地域は歓迎歓迎7+下心10:送別3ですな、見てておもろいです。
ガンバレ若者!!ぼくは下半身の情熱より、創作への情熱
製本が上手いとか、洋服が作れるとか、そういう人に出会うと
たぶんワクワクドキドキすると思います。
ていうか、絵を描くくせに手先がとんでもなく不器用なので
その辺が得意な人がいると、「ちょっとこんなデザインどうでせう?」
なんてお願いしたいんですけど。

それはさておき、勤めてから4〜5年位すると
けっこうたくさんの人が「このままでいいんだろうか?」
などと考えてしまうようです。
特にうちの会社の女性陣はその傾向が強い。
で、その結果ぼくんとこの人々は留学、という選択肢を選ぶようです。
留学病。まあ似たところでは青年海外協力隊病とか雑貨屋病とか
いろいろありそうですが。そういうぼくは絵本作家病?
やはり女性の20代後半と言うのは、野郎のそれとは
違うのでしょう、いろんな意味で。
男はどちらかというと三十路付近かな。
やはり、キーワードは自分探しか?
ぼくの場合、自分探し、というよりも世の中不思議と不安と疑問が
いまだに溢れている、なかなか子供で非社会的な所があるわりに
なんだか理由のない頑固な信念、のようなものもあったりして
なかなかほかの人と比較するのも難しいんですけど
現状を抜け出したい気持ち、というのは非常によくわかるような気がします。
というよりも現状に満足する状況がぼくには考えられない。
今の先に、さらにその先に、進むにせよ戻るにせよ
なんかありそうな気がするんですよね。
そこが楽しいのに満足なんかしてられないっすよ。
そんな感じのぼくなので、送別会でもけっこうドライです。
まわりがオイオイ泣いたりしてたりしても
なんかぼく一人しれっとしてます。
ほんとに冷たいやつだなあ、と思うことも多々ありますが
どちらかというと、飛び出していく勇気をたたえつつ
今後の健闘を祈るって感じですかね。
泣いても笑っても明日は続いていくので、だったら明日につながる
別れがいいかな、と。
ひとはひと、じぶんはじぶん。
次に会った時に「がんばったね、がんばってるよ」
と、のんびりとゆっくりと言えればいいかな、と思います。