その19 「広場にて」
先日、妻が掃除をしているので
姫(娘)を連れて近所のスーパーへいくことにした。
スーパーへつくと早速人見知りモード発動、
足にしがみついて離れない。
ちょっと屁でもこいたろかな、と思ったが他の人に迷惑なので
やめることにする。
片手に姫を抱えながらたまごやヨーグルトなどをカゴへ。
お菓子売り場に連れていくと態度が一変、いろんなものを
カゴにいれている、が、隙を見て全部元に戻す。
レジで支払いを済ませて、ガシャポンの前へ。
姫はワクワク、父もワクワク、この時ばかりは
小さいおともだちと大きいおともだちである。
一発でハム太郎ゲット!!姫もご満悦。
スーパーの前は広場、すごく天気がよかったので
ふたりでベンチに座ってみる。
すかさず「じゅ〜しゅう?」といってきた。
こうなることは予想済みだったので先程買っておいたものを渡す。
今回はカゴメ野菜生活100、姫とは初顔合わせ。
ひとくち飲んでいる、いやなめてるというべきか。
「おいしい?」と聞くと、「おいしぃ?」と返事。
どうやらまずいようだ。
うちでまずいとそっぽむいて遊びに行くのだが
ここは外、そしてねだって買ってもらったもの、ということが
わかってる様子でちょっと気まずいようだ。
もういちど「おいしい?」と聞くと、一口なめて苦笑い。
ついにベンチにおいてしまう。
しばらく鳩を眺めてみる。
さらにもう一度「おいしい?」と聞いてみる。
姫は少々困りながらジュースを手に。
パックを握った勢いでジュースがこぼれて、姫の手に垂れてしまう。
「ぱぁぱぁ〜」と言ってきたが、ハンカチを持ってくるの
忘れたので、ぼくの親指で拭ってみる。
当然のことながらぼくの手がベタベタする…。
娘の背中でごまかすことにした。
さすがにちょっとからかい過ぎたかなと思い、
「行こうか?」と聞くと「いこ」と言うので
ジュースを少し鳩にかけてみたりしながら一気飲み。
味は微妙だった。
帰り道、姫に「ジュースまずい?」と聞いてみると
妙になっとくした様子で「まじゅい」と、答えた。
そんなおちゃめな姫さま、昨日で2才。
レベルがあがった
しんちょうが なかなか
たいじゅうが すこし
ちからが 7
すばやさが 8
かしこさが 30
みりょくが 12
わがままが 52
あがった
あたらしいことばをおぼえた
あたらしいとくぎをおぼえた_
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