24冊目 「クリスマスのおくりもの
       ジョン・バーニンガム さく
       長田 弘 やく
       ほるぷ出版

今度こそクリスマスものをひとつ。

クリスマス時期になると、ここぞとばかりにクリスマス絵本が
どどどっと店頭に並びます。
クリスマス時期以外はまったく見かけません。
シーズンオフはみんなどこにいってるんでしょうか?

まあ、そんなことはさておき、そんな数あるクリスマス絵本の中から
ご紹介はジョン・バーニンガムのやつです。
しょうがないです。ぼくの趣味ですから。
しかしこれ、表紙から笑わせてくれます。
なんせサンタが馬にのっています。
上着は着ているものの、下はパジャマのズボンです。
プレゼントはひとつだけ小脇に抱えております。
その上もう夜が開けそうです。大丈夫かサンタのおっちゃん。

どうしてそんな格好してプレゼントひとつ届けているのか
知りたい人は是非是非買って読んでね。立ち読みでもいいけど。
クリスマス過ぎるとこつ然と姿を消してしまうので急いでいそいで。
にしてもバーニンガムの描く風景ってのはホントに素晴らしい。
あらゆるテクニック駆使していてホントに凄い。
そしてそう思えるのは、室内での出来事は必ず白バックで描いてる
からだと思うのです。ウマイよなあ、ホント。
と、ホントの3連コンボでした。

ところでこの本、うちには2冊あります。
クリスマスにしか買えないこの本はとりあえずゲットでしょ、と
夫婦揃って思ったらしく、ぼくは会社帰りに、相方は買い物帰りに購入。
お互いに「いい本見つけたよ」と見せたところ見事にバッティング。
エスパー夫婦のテレパス能力全開、いやいや似てくるもんですな。