21冊目 「ぞうがいます
       五味 太郎  作
       文化出版局

20冊紹介したところでちょっと夏休みにしました。
と、気が付くと夏休みも終わってましたのであわてて再開。

今回はこの夏出会った中で一番好きだったやつを。
て、思ったら五味さんでした。はやくも二冊目。

ぞうがいます。でも主人公にしか見えません。

ぞうがいます。

       ぞうがいます。

              ぞうがいます。

まあ、そんな感じで(どんな感じで?)、いつものように、五味さんのように、
しずしずと、心地よく、物語は進んでいくわけです。
五味さん特有の、もう五味カラーとでもいうべきあのアオや、
ムラサキやオレンジや黒!!
の中を白いぞうが、ふんわり漂っているわけです。

やられました。心底やられました。すこし泣きました。心の中で。
ゆっくり何度も読みました。またジーンときてしまった。

気になる方は買って読むように。いや、五味さんだったら
図書館でもいいか。でも、買って損なし。
ということで、またぽつぽつと紹介していくんでよしなに。