8冊目 「いやだいやだ」
せな けいこ さく・え
福音館書店
ぼくは大きくなってから絵本を好きになったので
うちに何百冊とある絵本の大部分は
大人になって買ったものです。
そんな中でこの絵本は小さいぼくが読んでいた
数少ない絵本のひとつです。
ページをめくる度に当時の記憶がよみがえります…
うそです、やっぱそこまでは覚えてないなあ。
超合金の腕とかミニカーとかを
砂場でなくした思い出とかはしっかり覚えてるんだけど。
しかし、やっぱりね、あかちゃん絵本って大変です。
この本も例にもれず落書きされてるし、破れてます。
でもこいつの落書きは最初の方だけなので
きっと途中で怒られたのではないかと思われます。
それはさておきこの絵本、しつけ絵本らしい。
シリーズでにんじんとか、ねないこだれだとか出てるしね。
ひとりで大きな声で読んでてもいまいちピンとこなかった…
で、最近わがまま放題でおしゃべりさんの
うちの娘をひざの上にのせて読んでみます。
あはははははっ!!
愉快愉快、娘の名前に置き換えて読んでみたりするともう最高!
きっとしつけ絵本として機能するのは
もちょっと先になるだろうと思われますが
制御不能のおこちゃまたち相手に疲れたお母さん方の
ストレス解消にいいかもしんない。
こどもをひざの上にのっけるってのがポイント。
しかし、ほんとにこどもってのはいやいやいうね。
あのくまちゃんやおやつたちのように
うちのmacさんやゲームのコントローラさんたちも
娘に向かっていやいやいって欲しいものです、ほんとに。
<おまけ>
ぼく的にせなけいこさんといえばおばけ絵本。
もう大好きですよ、ホントに。
最近だと飯野和好さんの妖怪も味わい深いものがありますが
あの恐いはずなのにかわいらしいおばけたちが素敵です。
スライムだとかバハムートだとか洋モノおばけが全盛ですが
日本のおばけもいいですよ、チョコエッグのフルタが出してる
百鬼夜行シリーズの日本の妖怪も最高です、水木しげるも最高です。
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