7冊目 「おとうさんはウルトラマン」
      作・絵 みやにしたつや
      学研

この本はどうなんでしょうか?

絵本=教育と思ってるお母さん方からは
やはりキャラクター絵本扱いされちゃうんでしょうか?
ちょっと損してる感じ…

しかし、子供が喜ぶし、とりあえず絵本だし
とかいって買っちゃうお母さんも多かったりして、
けっこう得してる感じ…

いやいや、しかし、こいつがけっこう面白い。
この作品はウルトラマンという仕事をしている
親バカとうさんのお話なんだけどね。
まあ、ぼくも親バカとうさんの一人として
いやぁ、上手いこと書いとんなあ、そうなんだよ
なんてうなずきながら読んじゃいましたけど。

ところでウルトラマンって仕事つらいよねえ。
肉体労働だしね、自営業でしょ、保険とかあんのかね。
1分でも残業すると死んじゃうしね。
それじゃ、ぼくは毎日死んでるね。

とにかくこの絵本はおとうさん専用ということで
子供に「とうさんもがんばってんだぞ」なんて
いいながらね、点数稼ぎにどうぞ。
感情移入もしやすいしね。
もしくはベロベロに酔っぱらって帰った時に
「おれもつらいんだよ」などと言いつつ
お家にいる怪獣の気をそらすのにもどうぞ。
こちらはあまり効果は期待出来ません。