4冊目 「さるのせんせいとへびのかんごふさん」
      穂高順也 ぶん  荒井良二 え
      ビリケン出版

さてさて、おもしろすぎるこの絵本。
本屋さんで見かけた時点でもう笑っちゃいまして
中身も見ずに手に取ってレジへ向かってしまいました。
だいたい“さるのせんせい”と“へびのかんごふさん”
ていうタイトルだけでなんだかワクワクします。

で、そのさるとへびがつぎつぎやってくる患者さんを
診察していくお話なんですけど、どうでしょう?
どうでしょう?ってことはないか、すんません。
でも、説明しようにもおもしろいものは
おもしろいとしかいいようがないんだけど…

とにかく愉快な文章なんですよ、お話100点です、ハイ。
しかし、絵本はやっぱり絵が命、この作品では荒井さんが担当です。
さるの先生はいいとして、へびのの看護婦さん。
へたすると非常に気味悪くなってしまうかもしれない
このキャラクターを、荒井さんはなんともかわいらしく
仕上げてしまいました、素敵です。
おかげでこのなんとも愉快でヘンテコなお話は
やさしくて微笑ましい作品になってしまいました。

しかしねえ、へびの看護婦さん、ピンクのナース服着てます。
なんかちょっ色っぽいんだよね
白じゃなくてピンクってところが…
そう思うの俺だけ?俺がエロいだけなのか!?