『ない竿は振れぬ』(元:無い袖は振れぬ)

狙う魚によって竿を使い分けなさいという教え。


『鳴かず飛ばす』

蝉フライをしこたま準備し、アドレナリンではちきれんばかりになって中禅南岸を目指した鱒釣りの哀れな結末、の意。とぼとぼと、半月山荘へ帰る重い足取りが、いくら思い込んでも、自然現象は思い込みどおりには動かぬことを物語る。


『中本 賢』

フライの雑誌に執筆されている『本業は俳優』の方です。元ハンダースのアパッチ・ケンといったほうがピンときますでしょうか?『ハンダース』の同業者には『ずうとるび』や『ゴールデンハーフスペシャル』などがありました。


『泣く子と佐藤には勝てない』

押しが強く理屈が通らないこと。みんなが釣れない時になぜか大物を釣り、ひんしゅくを買ってしまう人のことを指すこともある。どちらも釣りには連れて行きたくないものだ。


『ナイスキャストにバイトなし』

主に都市近郊の有名河川で発生する現象。「ここゾ!」というポイントに「パシッ!」とフライをプレゼンテーションするが、魚のバイトはなく、全てが徒労に終わることを指す。特に6月下旬以降に発生しやすい。


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