As expected
コストカッターといえば日産のカルロスゴーン社長の事ですが、どこの世界にも切れ者は存在するようです。過日のとある出来事に『切れ者』と言う言葉を当てはめた場合、用法としては「やはりT酒サンは切れ者だね。彼は期待通りの仕事をしてくれるよ。」といった使い方が正しいのでしょうか?鱒釣りを日本語で表現するのは、なんとも難しいものであります。 隠密童心 空想哲学的考察 『知らない方が幸せなこともある』シェークスピア?だったか、ソクラテス?だったかは忘却しましたが、先達は実にうまいことを云ったものです。そう『釣れない方が幸せなこともある』のではないでしょうか? T氏の過日の報告がその良い例でありましょう。ケータイでの詳細報告によれば、10回跳んだレインボウはバラした瞬間、一瞬にして50mほど沖に突っ走り1mくらいの高さでジャンプしたそうですし、バイトの際のスプラッシュは対岸の13番でも遠望できたはずだ!ということです。もちろんその魚のサイズは報告の度に成長していることは云うに及びませんし、もしファイトしてたら30分では決着がつかなかったはず!だそうです。ケータイを耳と肩に挟み、両手を拡げて話している姿が目に浮ぶ、実に熱のこもったレポートでありました。しかしこれって実際釣れちゃってると、案外面白みのないこじんまりしたレポートに終わっちゃってっるのかも知れません。5分くらいのファイトの末、あがってきたのは巨アイソでした・・・じゃ洒落になりません。 営業マン的に云っても結果のでている時は数字の報告のみですが、そうでない時はいろいろな切り口で言い訳を考えたり、来期に向けての張りぼてストーリーを考えちゃったりするわけです。センスとイマジネーションを要求されるのは、もちろん後者であります。もっとも会社の場合は上司に、『おまえの文学につきあってる暇はない!』と一刀両断されるのがオチではありますが。 釣れた話しが面白いとは限りません。偉大なストーリーテラーになるには、釣れない方がいいのかも知れませんね。 >Tさま3X使用とは貴殿らしくありませんなぁ。それで巨鱒を仕留めようというのは最新鋭ジェット戦闘機をゴム鉄砲で迎え撃つようなもんです。そんな細っこいハリスじゃ鱒達に足許見られちゃいますぜ。 だい☆げんたろう 2001/6/28 |
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