今日は、アメリカで仕事をしている感を醸し出すために、意味もなく英語を多用します。

日本ではHuman Resourceを担当しているのですが、この研修中はAccountの業務に就いています。

おかげでいろいろ日本とは異なる商習慣に触れることが出来ているのですが、まず驚いたのが売掛金・買掛金の決済がいまだにほとんどCheckによって行われているということ。

何か物を買うと、商品とともにInvoiceが送られてきて、それに対して逐一Checkを発行して相手方に送付しているんです。
送付先はほとんどの場合その会社のMain Bankが設けているPost Office Boxで、そこに届いたCheckは銀行が自動的に決済してChecking AccountにDepositしてくれる仕組みになっています。

何で口座振替にしないのかというと、日本のいわゆる当座預金ならば資金のやりとりにChargeはかかりませんが、こちらの銀行の場合はChecking Accountでも$10単位のChargeがかかるそうで、Checkを発行する方が安上がりなのだそうです。
そもそも、それを改めるつもりもないんでしょうね。

個人も例外ではありません。
そもそも給与がCheckで支払われますし、Utilitiesの支払もCheckで行われます。
だから、みんな個人のCheck Bookを持っていて必要があるとCheckを切るんです。

支払の期限も、日本なら月末締め翌25日払いなどが主流ですが、ほとんどが30日以内、10日以内に支払えば1〜2%のDiscountというのが大半です。
(Discountはない場合もあり)

Accountにいるわけですから、当然毎日帳簿と向き合わなければなりません。
今いるのはアメリカの会社ですから、当然帳簿は全部英語。

用語がさっぱり分からない!

いや、これでも簿記の勉強はちゃんとしているので、日本語でなら分かるんですが、英語ではちんぷんかんぷん。

General Ledgerとか、Cr・Drとか、A/P・A/Rとか、Inventoryとか、Miscellaneous Expenseとか、まだまだあるんですが、恥ずかしながら辞書と首っ引きです。
SHARPのPapyrusさまさまです。

今ではだいぶ憶えましたが、B/SやP/Lはまだ辞書なしでは読めません。

話すことはあまりないものの、仕事で眼にする書類やPCの画面は全て英語なので、語彙力とかはアップするかもしれないですね。

余談ですが、シャーペンが見当たらなかったので、現地社員の女性に危うくそのまま「Sharp Pencilを見ませんでしたか」と聞くところでした。
直前で思いとどまってちゃんと言い換えましたが(って、電子辞書で調べたんですけどもね)、みなさんはシャーペンを英語で正しく言えますか?

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