大変な勘違いをしていることに気づいてしまいました。

仕事の帰りに例の「ミツワ」の中に入っている三省堂でジャンプを買ったんです。
僕はてっきり日本で月曜に発売されるものが遅れて入荷しているのだとばっかりおもっていたのですが、日本と全く同じタイミングで出荷されたものが店頭に並んでいることにいざ読む段になって気づきました。

つまり、今日僕が買ったジャンプは、日本では10/22に発売される号なんです。

カラクリとしては、日本から航空便で発送されるため、こちらに着くタイミングは日本の本屋と変わらない。
そして、こちらには月曜発売という縛りがなく、商品が着くなり店頭に並べるので、結果としてこちらでは常に早売りの状態になる、ということのようです。

この前に売られていた号は僕がまだ日本にいるときに読んだものだと思いこんでいたので、1号飛ばしてしまいました。
アイシはかなりいい話っぽかったので、自分のミスが悔しいです。
(表紙でちゃんと気づけよ、という話ですが・・・)

時差の関係もありますが、滞在中は金曜日に最新のジャンプが読めるということになります。
アメリカ、なかなか侮れん国です。

さて、今日は交通事情の話でも。

今僕は会社がリースしている車で寮から通勤しています。
会社から日本で国際免許を取るように言われたのですが、この国際免許というヤツ、申請と手数料だけで簡単に作れます。
これさえあれば、左ハンドル・右側通行、全くの初体験でもいきなり大手を振って路上に出られてしまいます。

実は最初はかなりビビっていたのですが、いざ路上に出てしまえばなんてことはないです。
怖いのは、左折時に対向車がいないと、思わず日本と同じ感覚で曲がってしまって、反対車線に入って逆走してしまうこと。
僕も空いている道で一回だけプチ逆走をしたことがあります。
すぐに気づいて元に戻りましたが。

こちらの交通ルールで面白いのが、赤信号でも常時右折(日本で言えば左折)可なこと。
交差点には左折レーンと同時に右折レーンもあり、赤信号でも車が来なければ右折して良いことになっています。
渋滞はおろか車がひっきりなしに来るという場面もないので、右折時には信号待ちをする必要がありません。

あと、踏切では日本とは逆に、絶対に止まらずそのままGoが原則です。
じゃあ列車が来て遮断機が下りるタイミングはどうなんだという話ですが、それは分かりません。
(何カ所かに踏切があり、しかもたまに列車が通るようなので、いざというときに怖いんですがね・・・。)

今僕が生活をしているのはロスの近郊、南に車で1時間弱のところですが、新たに開拓された土地なので、非常に計画的に街が作られています。
きれいな碁盤目上に道路が走っており、道幅が広く当然真っ直ぐ。
歩行者もチャリもいないので、運転はかなりしやすいです。

通りには全て名前が付いており、各交差点には交差する通りの名前が表示されています。
なので、行ったことのないところでも、そこまでの道順を聞けば簡単に行き方が分かるので便利です。
(恐らくそういう事情のせいでしょう、カーナビというものはこちらでは全く普及していません)

道が広くて真っ直ぐと来ればスピードも出るというもの。
大抵の道はそもそも制限速度が50マイル(約80キロ)なので、一般道を日本の高速並みのスピードでかっ飛ばすことになります。
もちろんフリーウェイともなれば80マイル(約130キロ)が普通のスピード。

僕が乗っている車は日産のアルティマという車種ですが、一番よく走っているのはトヨタのカムリ。
ホンダの同等車種ならアコードになるのですが、いずれも2400ccクラスとなります。
最低それぐらいの排気量がないと、上記のような事情なので普通にドライブすることができません。
ヴィッツ、マーチ、フィットクラスの車では厳しいものがあると思います。
ましてウォルマートやコスコといったホールセールストアでまとめ買いをするのですから、スペースという面ではなおさらです。

燃費が重要視される昨今、アメリカでも軽自動車を売り出したら流行るんじゃないかと思ったことがありましたが、大都会のダウンタウンならともかく、そうでないところでは絶対にムリだということが分かりました。

僕がいる埼玉も車社会ですが、軽自動車や最悪原チャリでも何とかなります。
しかし、こちらはセダン以上の車がないと全く生活できない社会です。
ブッシュが京都議定書にイチャモンをつけるのも分かります。
この国には環境を守るなんてことは不可能です。

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