<第32回>令和8年8月「懐メロをギターとともに」の会
演奏予定曲目 今後変更もあります
演奏曲目
・p176 心もよう(井上陽水)
・p202 心の旅(チューリップ)
・p182 夢の中へ(井上陽水)
・p192 ジョニーへの伝言
・p198 ひこうき雲(荒井由実)
・p262 ルージュの伝言(荒井由実)
・p324 季節の中で(松山千春)
・p316 落陽(吉田拓郎)
・p214 22才の別れ
・p320 思えば遠くへ来たもんだ
・P214 サボテンの花(財津和夫)
・614 旅の宿(吉田拓郎)
(休憩)
・832 ラブ・イズ・オーバー
・820 釜山港へ帰れ
・790 さざんかの宿(大川栄策)
・771 ふたり酒(川中美幸)
・646 あなた(小坂明子)
・773 ダンシング・オールナイト(モンタ&ブラザーズ)
・635 白い珊瑚礁(ズーニー・ブー)
・652 積み木の部屋(布施明)
・860 翼の折れたエンジェル
・880 チャコの海岸物語
・804 聖母たちのララバイ(岩崎宏美)
・1010 秋桜
歌詞
・p176 心もよう(井上陽水)
さみしさのつれづれに
手紙をしたためています あなたに
黒いインクがきれいでしょう
青いびんせんが悲しいでしょう?!
あなたの笑い顔を不思議なことに
今日は覚えていました
19才になったお祝いに
作った歌も忘れたのに
さみしさだけを手紙につめて
ふるさとにすむあなたに送る
あなたにとって見飽きた文字が
季節の中で埋もれてしまう
遠くで暮らす事が
二人に良くないのはわかっていました
くもりガラスの外は雨
私の気持ちは書けません
さみしさだけを手紙につめて
ふるさとにすむあなたに送る
あなたにとって見飽きた文字が
季節の中で埋もれてしまう
あざやか色の春はかげろう
まぶしい夏の光は強く
秋風の後雪が追いかけ
季節はめぐり あなたを変える
・p202 心の旅(チューリップ)
あーだから今夜だけは君をだいていたい
あ一明日の今頃は僕は汽車の中
旅だつ僕の心を知っていたのか
遠く離れてしまえば愛は終るといった
もしも許されるなら許されることなら)眠りについた君を
ポケットにつめこんでそのままつれ去りたい
あーだから今夜だけは君をだいていたい
あー明日の今頃は僕は汽車の中
にぎやかだった街も今は声を静めて
なにをまっているのか なにをまっているのか
いつもいつの時でも (ah いつでも いつも) 僕は忘れはしない (ah-ah)
愛に終りがあって心の旅がはじまる
あーだから今夜だけは君をだいていたい
あー明日の今頃は僕は汽車の中
あーだから今夜だけは君をだいていたい
あー明日の今頃は僕は汽車の中
あーだから今夜だけは君をだいていたい
あ一明日の今頃は僕は汽車の中
・p182 夢の中へ(井上陽水)
探しものは何ですか?
見つけにくいものですか?
カバンの中もつくえの中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?
休む事も許されず
笑う事は止められて
はいつくばって はいつくばって
いったい何を探しているのか
探すのをやめた時
見つかる事もよくある話で
踊りましょう 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?
探しものは何ですか?
まだまだ探す気ですか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?
・p192 ジョニーへの伝言
ジョニーが来たなら伝えてよ
2時間待ってたと
割と元気よく出て行ったよと
お酒のついでに話してよ
友だちならそこのところうまく伝えて
ジョニーが来たなら伝えてよ
わたしは大丈夫
もとの踊り子でまた稼げるわ
根っから陽気に出来てるの
友だちならそこのところうまく伝えて
今度のバスで行く西でも東でも
気がつけばさびしげな町ね この町は
友だちならそこのところうまく伝えて
今度のバスで行く西でも東でも
気がつけばさびしげな町ね この町は
ジョニーが来たなら伝えてよ
2時間待ってたと
サイは投げられたもう出かけるわ
私は私の道を行く
友だちならそこのところ うまく伝えて
うまく伝えて
・p198 ひこうき雲(荒井由実)
白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうがあの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる
空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命は ひこうき雲
高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも若すぎたと ただ思うだけ
けれど しあわせ
空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命は ひこうき雲
空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命は ひこうき雲
・p262 ルージュの伝言(荒井由実)
あのひとの ママに会うために
今ひとり 列車に乗ったの
たそがれせまる
街並や車の流れ
横目で追い越して
あのひとは もう気づくころよ
バスルームに ルージュの伝言
浮気な恋を
はやく あきらめないかぎり
家には帰らない
不安な気持ちを 残したまま
街は Ding-Dong
遠ざかってゆくわ
明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!
あのひとは あわててるころよ
バスルームに ルージュの伝言
てあたりしだい
友達にたずねるかしら
私の行く先を
不安な気持ちを 残したまま
街は Ding-Dong
遠ざかってゆくわ
明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ MyDarling
しかってもらうわ MyDarling
・p324 季節の中で(松山千春)
うつむきかけた貴方の前を
静かに時は流れ
めぐるめぐる季節の中で
貴方は何を見つけるだろう
海の青さにとまどう様に
とびかう鳥の様に
はばたけ高く はばたけ強く
小さなつばさひろげ
めぐるめぐる季節の中で
貴方は何を見つけるだろう
昇る朝日のまぶしさの中
はるかな空をめざし
はばたけ高くはばたけ強く
貴方の旅がはじまる
めぐるめぐる季節の中で
貴方は何を見つけるだろう
・p316 落陽(吉田拓郎)
しぼったばかりの夕陽の赤が水平線からもれている
苫小牧発・ 仙台行きフェリー
あのじいさんときたらわざわざ見送ってくれたよ
おまけにテープをひろってね女の子みたいにさ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん
あんたこそが正直ものさ
この国ときたら 賭けるものなどないさ
だからこうして漂うだけ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
サイコロころがしあり金なくしフーテン暮らしのあのじいさん
どこかで会おう生きていてくれ
ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった
男の話を聞かせてよ サイコロころがして
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
戻る旅に陽が沈んでゆく
・p214 22才の別れ
あなたに「さようなら」って言えるのは
今日だけ
明日になってまたあなたの
暖い手に触れたらきっと
言えなくなってしまう
そんな気がして.........
私には 鏡に映った
あなたの姿を見つけられずに
私の目の前にあった
幸せにすがりついてしまった
私の誕生日に
22本のローソクをたて
ひとつひとつがみんな君の人生だね
って言って
17本目からはいっしょに火をつけたのが
昨日のことのように.........
今はただ5年の月日が
永すぎた春といえるだけです
あなたの知らないところへ
嫁いでゆく私にとって
ひとつだけこんな私の
わがまま聞いてくれるなら
あなたはあなたのままで
変わらずにいて下さい そのままで
・p320 思えば遠くへ来たもんだ
踏切りの側に咲く
コスモスの花ゆらして
貨物列車が走り過ぎる
そして夕陽に消えてゆく
十四の頃の僕はいつも
冷たいレールに耳をあて
レールの響き聞きながら
遥かな旅路を夢見てた
思えば遠くへ来たもんだ
故郷離れて六年目
思えば遠くへ来たもんだ
この先どこまでゆくのやら
筑後の流れに
小魚釣りする人の影
川面にひとつ浮かんでた
風が吹くたび揺れていた
20歳になったばかりの僕は
別れた女を責めながら
いっそ死のうと泣いていた
恋は一度と信じてた
思えば遠くへ来たもんだ
今では女房子供持ち
思えば遠くへ来たもんだ
あの頃恋しく思い出す
眠れぬ夜に酒を飲み
夜汽車の汽笛聞くたびに
僕の耳に遠く近く
レールの響きが過ぎてゆく
思えば遠くへ来たもんだ
振り向くたびに故郷は
思えば遠くへ来たもんだ
遠くなる様な気がします
思えば遠くへ来たもんだ
ここまで一人で来たけれど
思えば遠くへ来たもんだ
この先どこまでゆくのやら
・P214 サボテンの花(財津和夫)
ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて
君は部屋をとびだした 真冬の空の下に
編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物
シャボンの泡がゆれていた
君の香りがゆれてた
たえまなくふりそそぐ この雪のように
君を愛せばよかった
窓にふりそそぐ この雪のように
二人の愛は流れた
思い出つまった この部屋を僕もでてゆこう
ドアにかぎをおろした時 なぜか涙がこぼれた
君が育てたサボテンは 小さな花をつくった
春はもうすぐそこまで
恋は今終わった
この長い冬がおわるまでに
何かをみつけて生きよう
何かを信じて生きてゆこう
この冬がおわるまで
この長い冬がおわるまでに
何かをみつけて生きよう
何かを信じて生きてゆこう
この冬がおわるまで
ララララララララララララララララララ
・614 旅の宿(吉田拓郎)
浴衣のきみは尾花(ススキ)の簪(かんざし)
熱燗徳利の首つまんで
もういっぱいいかがなんて
みょうに色っぽいね
ぼくはぼくで趺坐(あぐら)をかいて
きみの頬と耳はまっかっか
あゝ風流だなんて
ひとつ俳句でもひねって
部屋の灯をすっかり消して
風呂あがりの髪 いい香り
上弦の月だったっけ
ひさしぶりだね月見るなんて
ぼくはすっかり酔っちまって
きみの膝枕にうっとり
もう飲みすぎちまって
きみを抱く気にもなれないみたい
(休憩)
・832 ラブ・イズ・オーバー
Love is over 悲しいけれど
終りにしよう きりがないから
Love is over ワケなどないよ
ただひとつだけ あなたのため
Love is over 若いあやまちと
笑って言える時が来るから
Love is over 泣くな男だろう
私の事は早く忘れて
わたしはあんたを忘れはしない
誰に抱かれても忘れはしない
きっと最後の恋だと思うから
Love is over わたしはあんたの
お守りでいいそっと心に
Love is over 最後にひとつ
自分をだましちゃいけないよ
お酒なんかでごまかさないで
本当の自分をじっと見つめて
きっとあんたにお似合いの人がいる
Love is over 悲しいよ
早く出てって ふりむかないで
Love is over, uh....
元気でいてね Love is over・・・・
・820 釜山港へ帰れ
つばき咲く春なのに あなたは帰らない
たたずむ釜山港(プサンハン)に 涙の雨が降る
あついその胸に 顔うずめて
もいちど幸せ 噛みしめたいのよ
トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた
行きたくてたまらない あなたのいる町へ
さまよう釜山港(プサンハン)は 霧笛が胸を刺す
きっと伝えてよ カモメさん
いまも信じて 耐えてるあたしを
トラワヨ プサンハンへ 逢いたい あなた
・790 さざんかの宿(大川栄策)
くもりガラスを手で拭いて
あなた明日が見えますか
愛しても愛しても
あゝ 他人の妻
赤く咲いても冬の花
咲いてさびしい さざんかの宿
ぬいた指輪の罪のあと
かんでください 思いきり
燃えたって 燃えたって
あゝ 他人の妻
運命かなしい冬の花
明日はいらない さざんかの宿
せめて朝まで腕の中
夢を見させてくれますか
つくしてもつくしても
あゝ 他人の妻
ふたり咲いても 冬の花
春はいつくるさざんかの宿
・771 ふたり酒(川中美幸)
生きてゆくのが つらい日は
おまえと酒があればいい
飲もうよ 俺とふたりきり
誰に遠慮がいるものか
惚れたどうしさ おまえとふたり酒
苦労ばっかり かけるけど
黙ってついて来てくれる
心に笑顔 たやさない
今もおまえはきれいだよ
俺の自慢さ おまえとふたり酒
雪がとければ 花も咲く
おまえにゃきっとしあわせを
おいでよ もっと俺のそば
つらい涙にくじけずに
春の来る日を おまえとふたり酒
・646 あなた(小坂明子)
もしも私が家を建てたなら
小さな家を建てたでしょう
大きな窓と 小さなドアーと
部屋には古い暖炉があるのよ
真赤なバラと白いパンジー
子犬のよこにはあなた あなた
あなたがいてほしい
それが私の夢だったのよ
いとしいあなたは今どこに
ブルーのじゅうたん敷きつめて
楽しく笑って暮すのよ
家の外では坊やが遊び
坊やの横にはあなた あなた
あなたがいてほしい
それが二人の望みだったのよ
いとしいあなたは今どこに
そして私はレースを編むのよ
わたしの横にはわたしの横には
あなた あなた
あなたがいてほしい
そして私はレースを編むのよ
わたしの横にはわたしの横には
あなた あなた
あなたがいてほしい
・773 ダンシング・オールナイト(モンタ&ブラザーズ)
甘いときはずむ心
ひと夜のきらめきにゆれる
キャンドルがうるむ瞳の中で
無邪気に踊ってみせる
ダンシング・オールナイト 言葉にすれば
ダンシング・オールナイト 嘘に染まる
ダンシング・オールナイト このままずっと
ダンシング・オールナイト 瞳を閉じて
独り言吐息ひとつ
それだけで崩れてしまう
あぶなげな恋としらず
ぬくもりを手さぐりしてた
ダンシング・オールナイト 言葉にすれば
ダンシング・オールナイト 嘘に染まる
ダンシング・オールナイト このままずっと
ダンシング・オールナイト 瞳を閉じて
この店で最後の夜を
どちらからともなくそう決めて
思い出をなぞるように踊る
初めて会った夜のように
ダンシング・オールナイト 言葉にすれば
ダンシング・オールナイト 嘘に染まる
ダンシング・オールナイト このままずっと
ダンシング・オールナイト 瞳を閉じて
ダンシング・オールナイト 言葉にすれば
ダンシング・オールナイト 嘘に染まる
ダンシング・オールナイト このままずっと
ダンシング・オールナイト 瞳を閉じて
・635 白い珊瑚礁(ズーニー・ブー)
青い海原
群れ飛ぶ鴎
心ひかれた
白い珊瑚礁
いつか愛する
人ができたら
きっと二人で
訪(おとづ)れるだろう
南の果ての
海の彼方に
ひそかに眠る
白い珊瑚礁
まことの愛を
見つけたときに
きっと二人で
訪れるだろう
南の果ての
海の彼方に
ひそかに眠る
白い珊瑚礁
まことの愛を
見つけたときに
きっと二人で
訪れるだろう
・652 積み木の部屋(布施明)
いつの間にか君と暮しはじめていた
西日だけが入るせまい部屋で二人
君に出来ることはボタン付けとそうじ
だけど充ち足りていた
やりきれぬ淋しさも愚痴も
おたがいのぬくもりで消した
もしもどちらかもっと強い気持でいたら
愛は続いていたのか
リンゴかじりながら語り明かしたよね
愛はあれから何処へ
二人ここを出てもすぐに誰か住むさ
僕らに似た若い恋人かもしれない
きれい好きな君がみがきこんだ窓に
どんな灯りがともる
限りないもめごとも嘘も
別れだとなればなつかしい
もしもどちらかもっと強い気持でいたら
愛は続いていたのか
こんな終り知らず 部屋をさがした頃
そうさあの日がすべて
そうさあの日がすべて
・860 翼の折れたエンジェル
ドライバーズシートまで横なぐりの雨
ワイパーきかない 夜のハリケーン
"I love you"が聞こえなくて
口もと 耳を寄せた
ふたりの想い かき消す雨のハイウェイ
Thirteen ふたりは出会い
Fourteen 幼い心かたむけて
あいつにあずけた Fifteen
Sixteen 初めてのKiss
Seventeen 初めての朝
少しずつ ため息おぼえた Eighteen
"もし俺がヒーローだったら
悲しみを近づけやしないのに...."
そんなあいつのつぶやきにさえ
うなづけない心がさみしいだけ
Ohhh... 翼の折れたエンジェル
あいつも翼の折れたエンジェル
みんな翔べない エンジェル
チャイニーズ・ダイスをふって
生きてくふたりの夢を
誰もがいつだって笑いとばした
"I love you" あいつのセリフ
かすんでしまうぐらい
疲れきったふたりが悲しいね
"もし俺がヒーローだったら
悲しみを近づけやしないのに..."
そんなあいつのささやきにさえ
うなづけない心がさみしいだけ
Ohhh... 翼の折れたエンジェル
あたしも翼の折れたエンジェル
みんな翔べない エンジェル
・880 チャコの海岸物語
抱きしめたい
海岸で若い二人が恋をする物語
目を閉じて胸を開いて
ハダカで踊るジルバ
恋は南の島へ翔んだ
まばゆいばかりサンゴショー
心から好きだよチャコ 抱きしめたい
だけどもお前はつれなくて
恥ずかしがり屋の二人は交す言葉もなくて
砂浜を指でなぞればくちづけを待つしぐさ
俺とお前だけしかいない
星はなんでも知っている
心から好きだよミーコ 抱きしめたい
甘くてすっぱいひとだから
(愛してるよ) おまえだけを
エボシ岩が遠くにみえる
涙あふれてかすんでる
心から好きだよピーナッツ 抱きしめたい
浜辺の天使をみつけたのさ
浜辺の天使をみつけたのさ
・804 聖母たちのララバイ(岩崎宏美)
さあ 眠りなさい
疲れきった体を投げだして
青いそのまぶたを
唇でそっとふさぎましょう
ああできるのなら
生まれ変わり あなたの母になって
私のいのちさえ 差しだして
あなたを守りたいのです
この都会は戦場だから
男はみんな傷を負った戦士
どうぞ 心の痛みをぬぐって
小さな子供の昔に帰って
熱い胸に甘えて
そう私にだけ見せてくれた
あなたのその涙
あの日から決めたの
その夢を支えて生きてゆこうと
恋ならばいつかは消える
けれどももっと深い愛があるの
ある日あなたが背中を向けても
いつも私はあなたを遠くで
見つめている聖母 (マドンナ)
今は心の痛みをぬぐって
小さな子供の昔に帰って
熱い胸に甘えて
・1010 秋桜
淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜りに揺れている
此頃涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くりかえす
独言みたいに小さな声で
こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが浸みて来る
明日嫁ぐ私に苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと笑った
あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと
今更乍(なが)ら我儘な私に
唇かんでいます
明日への荷造りに手を借りて
しばらくは楽し気にいたけれど
突然涙こぼし元気でと
何度も何度もくりかえす母
ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少しあなたの子供で
いさせてください