高天神城にまつわる唄の歌詞


※音源のカセット・レコードは、現在廃盤になっているようです。

■高天神城悲歌(昭和54年)


作詩:成瀬左千夫 作曲:北村秀男
編曲:白石十四男 歌:三橋美智也
(一)
攻防つづく 戦国の
ああ 影もなき 大手門
高天神城 年月を
数える功 はかなくも
礎石に残る 哀しさよ
(二)
無情の風に 誘われて
ああ 細々と 虫の声
高天神城 在りし日の
櫓をえがく まぼろしも
涙にけぶる 月の影
(三)
栄枯の歴史 夢あわく
ああ山上に しのぶ草
高天神城 声なくて
滅びのすがた 美しく
思いを馳せる 天守閣

■高天神城に立つ人(昭和57年)


作詩:成瀬左千夫 作曲:北村秀男
歌:藤野とし恵
(一)
空のまん中 突きさすように
高天神城 天守閣
遠い昔を 昭和に呼んで
元亀天正 偲ぶひと
(二)
雲の行方を 後追いかけて
高天神城 青い風
巡る人の世 流転の道に
消えてはかない 大手門
(三)
石は語らず 黄昏こめて
高天神城 草の虫
今も変わらぬ 音色を聞けば
木の間がくれに 月が出る

これにまつわる事情、2つの歌の音源を探したことがありました。図書館などに問い合わせても見つからず、現在レコードは発売されておらず、歌の楽譜も手に入らないので困っていましたが、掛川市内在住の観光ボランティアの方がお持ちだと聞き、借りたレコードを聴くことができました。曲は歌いやすい曲になっています。その折りレコードの録音を所持しています。どうしても聞きたい方はメール(兼子まで)連絡して下さい。著作権の関係でホームページに置くことはできません。
高天神城にまつわる唄の手書き楽譜作成してみました。素人の耳コピーでの楽譜です。そのつもりでご覧下さい

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