脳トレ会 令和7年5月
・夏は来ぬ
・みかんの花咲く丘
・ロミオとジュリエットp34
・青葉の笛(文部省唱歌)p44
・鎌倉(文部省唱歌)p40
・昴(谷村新司)p74
・あの素晴らしい愛をもう一度(北山修、加藤和彦)p134
・675 千曲川(五木ひろし)
・もしもピアノが弾けたなら(西田敏行)
歌詞
・「夏は来ぬ」
卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
さみだれの そそぐ山田に
早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして
玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ
橘の 薫るのきばの
窓近く 蛍飛びかい
おこたり諌むる 夏は来ぬ
楝(おうち)ちる 川べの宿の
門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して
夕月すずしき 夏は来ぬ
五月(さつき)やみ 蛍飛びかい
水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて
早苗植えわたす 夏は来ぬ
・「みかんの花咲く丘」
みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおく 霞んでる
黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺られて 島のかげ
汽笛がぼうと なりました
何時か来た丘 母さんと
一緒に眺めた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる
・「ロミオとジュリエット」(映画音楽)p34
歌詞はありません
・「青葉の笛」(文部省唱歌)p44
一の谷の 軍(いくさ)破れ
討たれし平家の 公達(きんだち)あわれ
暁(あかつき)寒き 須磨の嵐に
聞こえしはこれか 青葉の笛
更くる夜半(よわ)に 門(かど)を敲(たた)き
わが師に託せし 言の葉(ことのは)あわれ
今わの際(きわ)まで 持ちし箙(えびら)に
残れるは「花や 今宵(こよい)」の歌
・「鎌倉」(文部省唱歌)p40
七里ケ浜(しちりがはま)のいそ伝(づた)い
稲村ケ崎(いなむらがさき) 名将(めいしょう)の
剣(つるぎ)投(とう)ぜし古戦場(こせんじょう)
極楽寺坂(ごくらくじざか)超(こ)え行けば
長谷観音(はせかんのん)の堂(どう)近く
露座(ろざ)の大仏(だいぶつ)おわします
由比(ゆい)の浜(はま)べを右に見て
雪の下村(したむら)過ぎ行けば
八幡宮(はちまんぐう)の御社(おんやしろ)
上(のぼ)るや石のきざはしの
左に高き大銀杏(おおいちょう)
問(と)わばや遠き世々(よよ)の跡(あと)
若宮堂(わかみやどう)の舞(まい)の袖(そで)
静(しず)のおだまきくりかえし
かえせし人(ひと)をしのびつつ
鎌倉宮(かまくらぐう)にもうでては
尽(つ)きせぬ親王(みこ)のみうらみに
悲憤(ひふん)の涙わきぬべし
歴史(れきし)は長き7百年(しちひゃねん)
興亡(こうぼう)すべてゆめに似て
英雄墓(えいゆうはか)はこけ蒸(む)しぬ
建長円覚古寺(けんちょうえんがくふるでら)の
山門(さんもん)高き松風に
昔の音(おと)やこもるらん
・「昴」(谷村新司)p74
作詞:谷村新司,作曲:谷村新司
目を閉じて 何も見えず哀しくて 目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなし
ああ 砕け散る宿命の星たちよ
せめて密やかに この身を照せよ
我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける
されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり
ああ さんざめく 名も無き星たちよ
せめて鮮やかに その身を終われよ
我も行く 心の命ずるままに
我も行く さらば昴よ
ああ いつの日か 誰かがこの道を
ああ いつの日か 誰かがこの道を
我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
我は行く さらば昴よ
・「あの素晴らしい愛をもう一度」(北山修、加藤和彦)p134
命かけてと 誓った日から
素敵な思い出 残して来たのに
あの時同じ 花を見て
美しいと言った 二人の
心と心が今は もう通わない
あの素晴らしい 愛をもう一度
あの素晴らしい 愛をもう一度
赤とんぼの詩を 歌った空は
何にも変わって いないけれど
あの時ずっと 夕焼けを
追いかけていった 二人の
心と心が今は もう通わない
あの素晴らしい 愛をもう一度
あの素晴らしい 愛をもう一度
広い広野に ぽつんといるよで
涙が知らずに 溢れてくるのさ
あの時風が 流れても
変わらないと 言った二人の
心と心が今は もう通わない
あの素晴らしい 愛をもう一度
あの素晴らしい 愛をもう一度
・675 「千曲川」(五木ひろし)
作詞:山口洋子,作曲:猪俣公章
水の流れに 花びらを
そっと浮かべて泣いたひと
忘れな草にかえらぬ初恋を
想い出させる 信濃の旅よ
明日はいずこか浮き雲に
煙りたなびく 浅間山
呼べどはるかに都は遠く
秋の風立つ すすきの径よ
一人たどれば 草笛の
音いろ哀しき 千曲川
よせるさざ波 くれゆく岸に
里の灯ともる 信濃の旅路よ
・「もしもピアノが弾けたなら」(西田敏行)
もしもピアノが弾けたなら
思いのすべてを歌にして
きみに伝えることだろう
雨が降る日は雨のように
風吹く夜には風のように
晴れた朝には晴れやかに
だけどぼくにはピアノがない
きみに聴かせる腕もない
心はいつでも半開き
伝える言葉が残される
アアア
アア...
残される
もしもピアノが弾けたなら
小さな灯りを一つつけ
きみに 聴かせることだろう
人を愛したよろこびや
心が通わぬ悲しみや
おさえきれない情熱や
だけどぼくにはピアノがない
きみと夢みることもない
心はいつでも空(から)まわり
聴かせる夢さえ遠ざかる
アアア
アア...
遠ざかる