「いつでも、どこでも歌謡曲」その3 みんながよく知っている歌謡曲をまとめてみました。
時間があったら一緒に歌いましょう〜!! 14曲
・1・383 夜明けの歌(岸洋子)
・2・昴(谷村新司)p74
・3・764 異邦人(久保田早紀)
・4・589 だからわたしは北国へ(チェリッシュ)
・5・473 想い出の渚(ザ・ワイルド・ワンズ)
・6・p302 あずさ2号(狩人)
・7・493 ああ上野駅(井沢八郎)
・8・524 港町・涙町・別れ町(石原裕次郎)
・9・698 おもいで岬(新沼謙治)
・10・743 青葉城恋唄(さとう宗幸)
・11・p142 傘がない(井上陽水)
・12・333 ソーラン渡り鳥(こまどり姉妹)
・13・697 恋人よ(五輪真弓)
・14・428 柳ヶ瀬ブルース(美川憲一)



・383 夜明けの歌(岸洋子) 作詞:岩谷時子,作曲:いずみたく
夜明けのうたよ  私の心の
昨日の悲しみ 流しておくれ

夜明けのうたよ  私の心に
若い力を 満たしておくれ

夜明けのうたよ  私の心の
あふれる想いを わかっておくれ

夜明けのうたよ  私の心に
大きな望みを だかせておくれ

夜明けのうたよ  私の心の
小さな幸福  守っておくれ

夜明けのうたよ  私の心に
想い出させる  ふるさとの空





・昴(谷村新司)p74 作詞:谷村新司,作曲:谷村新司
目を閉じて  何も見えず  哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より  他に見えるものはなし

ああ  砕け散る宿命の星たちよ
せめて密やかに この身を照せよ

我は行く  蒼白き頬のままで
我は行く  さらば昴よ

呼吸(いき)をすれば 胸の中  凩(こがらし)は吠(な)き続ける
されど我が胸は熱く  夢を追い続けるなり

ああ さんざめく名も無き星たちよ
せめて鮮やかに その身を終われよ

我も行く心の命ずるままに  我も行くさらば昴よ
ああ いつの日か誰かがこの道を
ああ いつの日か誰かがこの道を

我は行く  蒼白き頬のままで
我は行く  さらば昴よ
我は行く  さらば昴よ





・764 異邦人(久保田早紀) 作詞:久保田早紀,作曲:久保田早紀
子供たちが空に向かい  両手をひろげ
鳥や雲や夢までも
つかもうとしている
その姿はきのうまでの
何も知らない私
あなたにこの指が
届くと信じていた

空と大地がふれ合う彼方
過去からの旅人を呼んでる道
あなたにとって私
ただの通りすがり
ちょっとふり向いてみただけの
異邦人

市場へ行く人の波に 身体(からだ)を預け
石だたみの街角を
ゆらゆらとさまよう
祈りの声 ひずめの音
歌うようなざわめき
私を置きざりに
過ぎてゆく白い朝

時間旅行が 心の傷を
なぜかしら埋めてゆく不思議な道
サヨナラだけの手紙
迷い続けて書き
あとは哀しみをもて余す異邦人
あとは哀しみをもて余す異邦人






・589 だからわたしは北国へ(チェリッシュ) 作詞:林春生,作曲:筒美京平
朝はまだ 眠ってる
北国の 静寂の中を つきぬけて
一番列車が  いま走りぬける
恋の戦争に 破れた乙女は
悲しくて あなたと別れて
北国へ  北国へ  北国へむかうの

朝はまだ 淋しくて
北国の 涙の中を つきぬけて
想い出だけが いま風にゆれる
恋の戦争に 破れた乙女は
悲しくて あなたをすてて
北国へ 北国へ 北国へむかうの

朝はまだ 冷たくて
北国の 光の中を つきぬけて
牧場の鐘が いまひびきわたる
恋の戦争に 破れた乙女は
悲しくて あなたを忘れて
北国へ  北国へ  北国へむかうの





・473 想い出の渚(ザ・ワイルド・ワンズ) 作詞:鳥塚繁樹,作曲:加瀬邦彦
君を見つけた この渚に
一人たたずみ 思い出す
小麦色した 可愛いほほ
忘れはしない いつまでも
水面走る 白い船
長い黒髪 風になびかせ
波に向って 叫んで見ても
もう帰らない あの夏の日

長いまつげの 大きな瞳が
僕を見つめて うるんでた
このまま二人で 空の果てまで
飛んで行きたい 夜だった
波に向って 叫んで見ても
もう帰らない あの夏の日

あの夏の日  あの夏の日






・p302 あずさ2号(狩人) 作詞:竜真知子,作曲:都倉俊一
明日  私は旅に出ます
あなたの知らないひとと二人で
いつか あなたと行くはずだった
春まだ浅い  信濃路へ

行く先々で 想い出すのは
あなたのことだとわかっています
そのさびしさが きっと私を
変えてくれると 思いたいのです

さよならは いつまでたっても
とても言えそうに ありません
私にとって  あなたは今も
まぶしいひとつの青春なんです
8時ちょうどの あずさ2号で
私は  私は あなたから旅立ちます

都会のすみで あなたを待って
私は季節に とり残された
そんな気持ちの中のあせりが
私を旅に 誘うのでしょうか

さよならは いつまでたっても
とても言えそうにありません
こんなかたちで 終わることしか
できない私を 許してください
8時ちょうどの あずさ2号で
私は 私は あなたから旅立ちます

さよならは いつまでたっても
とても言えそうにありません
こんなかたちで 終わることしか
できない私を 許してください
8時ちょうどの あずさ2号で
私は 私は あなたから旅立ちます





・493 ああ上野駅(井沢八郎)作詞:関口義明,作曲:荒井英一
どこかに故郷の 香をのせて
入る列車の なつかしさ
上野は俺らの  心の駅だ
くじけちゃならない  人生が
あの日ここから 始まった

「父ちゃん 僕がいなくなったんで
母ちゃんの畑仕事も大変だろうな。
今度の休みには必ず帰るから、
そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、
もういやだっていうまで叩いてやるぞ、
それまで元気で待っていてくれよな」

就職列車に ゆられて着いた
遠いあの夜を 思い出す
上野は俺らの  心の駅だ
配達帰りの 自転車を
とめて聞いてる 国なまり

ホームの時計を 見つめていたら
母の笑顔に なってきた
上野は俺らの  心の駅だ
お店の仕事は 辛いけど
胸にゃでっかい  夢がある






・524 港町・涙町・別れ町(石原裕次郎)作詞:浜口庫之助. 作曲:浜口庫之助
港町 別れ町
未練に けむる町
明日は離れて 行く男
今日を限りに 飲む女
残してく  残されてゆく
みんなこの町  なみだ町

港町  別れ町
涙に ぬれる町
夜霧に消えて 行く男
汽笛のかげに 泣く女
捨ててゆく 捨てられてゆく
それもこの町  なみだ町






・698 おもいで岬(新沼謙治) 作詞:阿久悠,作曲:川口真
春はたき火の燃えのこり
消えた流氷  とぶ鴎
酒を片手の 親父らが
顔をゆるめる  口ずさむ
北の岬は今もなお
忘れられない忘れられない  おもいで岬

夏は真赤なハマナスが
夜に人待つ 虫も鳴く
人目しのんで 若い衆が
肌を寄せ合う  月の下
北の岬は今もなお
忘れられない忘れられない  おもいで岬

秋ははやばや色づいて
風の音する  すすり泣く
酒が恋しい  人恋し
手紙ばかりを書く 夜ふけ
北の岬は今もなお
忘れられない忘れられない  おもいで岬

冬はたずねる人もなく
白い灯台  ただ一つ
耐えてしのんで 船のりが
行方たずねる  目をはらす
北の岬は今もなお
忘れられない忘れられない  おもいで岬






・743 青葉城恋唄(さとう宗幸) 作詞:星間船一,作曲:さとう宗幸
広瀬川流れる岸辺  想い出は帰らず
早瀬踊る光に揺れていた君の瞳
季節(とき)はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ流れの岸
瀬音ゆかしき杜の都  あの人はもういない

七夕の飾りは揺れて  想い出はかえらず
夜空輝く星に願いをこめた君の囁き
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ七夕祭り
葉ずれさやけき杜の都  あの人はもういない

青葉通り薫る葉緑  想い出は帰らず
樹かげこぼれる灯にぬれていた君の頬
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ通りの角
吹く風やさしき杜の都  あの人はもういない

時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ流れの岸
瀬音ゆかしき杜の都  あの人はもういない





・p142 傘がない(井上陽水) 作詞:井上陽水,作曲:井上陽水
都会では自殺する若者が増えている
今朝来た新聞の片隅に書いていた
だけども問題は今日の雨 傘がない

行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ  雨にぬれ

つめたい雨が今日は心に浸みる
君の事以外は考えられなくなる
それはいい事だろう?

テレビでは我が国の将来の問題を
誰かが深刻な顔をしてしゃべってる
だけども問題は今日の雨 傘がない

行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の家に行かなくちゃ  雨にぬれ

つめたい雨が僕の目の中に降る
君の事以外は何も見えなくなる
それはいい事だろう?

行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ  雨にぬれ

行かなくちゃ  君に逢いに行かなくちゃ
君の家に行かなくちゃ  雨の中を

行かなくちゃ  君に逢いに行かなくちゃ
雨にぬれて行かなくちゃ  傘がない




・333 ソーラン渡り鳥(こまどり姉妹) 作詞:石本美由起,作曲:遠藤実
津軽の海を 越えて来た
塒持たない  みなしごつばめ
江差恋しや  鰊(にしん)場恋し
三味を弾く手に  想いをこめて
ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン
唄う  ソーラン  ああ渡り鳥

故郷の港  偲んでも
夢もとどかぬ  北国の空
愛嬌えくぼに 苦労を隠し
越えた此の世の  山川幾つ
ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン
旅の  ソーラン  ああ渡り鳥

瞼の裏に 咲いている
幼馴染みの  はまなすの花
辛いことには  泣かないけれど
人の情が 欲しくて泣ける
ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン
娘  ソーラン  ああ渡り鳥






・697 恋人よ(五輪真弓)作詞:五輪真弓 作曲:五輪真弓
枯葉散る夕暮れは
来る日の寒さをものがたり
雨に壊れたベンチには
愛をささやく歌もない

恋人よ  そばにいて
こごえる私のそばにいてよ
そしてひとことこの別れ話が
冗談だよと 笑ってほしい

砂利路を駆け足で
マラソン人が行き過ぎる
まるで忘却のぞむように
止まる私を 誘っている

恋人よ  さようなら
季節はめぐってくるけど
あの日の二人の流れ星
光っては消える  無情の夢よ

恋人よ  そばにいて
こごえる私のそばにいてよ
そしてひとことこの別れ話が
冗談だよと 笑ってほしい






・428 柳ヶ瀬ブルース(美川憲一)作詞:宇佐英雄,作曲:宇佐英雄
雨の降る夜は 心もぬれる
まして一人じゃ  なお淋し
憎い仕打と うらんでみても
戻っちゃこない  あの人は
あゝ  柳ヶ瀬の夜に 泣いている

二度と逢えない 人なのに
なぜか心が 又いたむ
忘れたいのに あの夢を
想い出させる この酒が
あゝ  柳ヶ瀬の  夜に泣いている

青い灯影に つぐ酒は
ほろり落した  エメラルド
もだえ身を焼く  火の鳥が
雨に打たれて 夜に泣く
あゝ  柳ヶ瀬の  夜に泣いている





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