「いつでも、どこでも歌謡曲」その2 みんながよく知っている歌謡曲をまとめてみました。
時間があったら一緒に歌いましょう〜!! とりあえず8曲ぐらいずつ区切ってみました。

・1・322 潮来笠(橋幸夫)
・2・355 高校三年生(舟木一夫)
・3・417 いっぽんどっこの唄(水前寺清子)
・4・408 函館の女(北島三郎)
・5・338 北帰行(小林旭)
・6・349 遠くへ行きたい(ジェリー藤尾)
・7・357 夕陽の丘(石原裕次郎)
・8・833 愛の終着駅(八代亜紀)


橋幸夫「潮来笠」作詞:佐伯孝夫,作曲:吉田正
潮来の伊太郎  ちょっと見なれば
薄情そうな  渡り鳥
それでいいのさ  あの移り気な
風が吹くまま  西東
なのにヨー  なぜに眼に浮く 潮来笠

田笠の紅緒が ちらつくようぢゃ
振り分け荷物 重かろに
わけはきくなと  笑ってみせる
粋な単衣の 腕まくり
なのにヨー  後髪引く 潮来笠

旅空夜空で  いまさら知った
女の胸の 底の底
ここは関宿  大利根川へ
人にかくして 流す花
だってヨー  あの娘川下 潮来笠



舟木一夫「高校三年生」作詞:丘灯至夫,作曲:遠藤実
赤い夕陽が  校舎をそめて
ニレの木蔭に  弾む声
ああ  高校三年生  ぼくら
離れ離れに なろうとも
クラス仲間は いつまでも

泣いた日もある  怨んだことも
思い出すだろ  なつかしく
ああ  高校三年生  ぼくら
フォークダンスの 手をとれば
甘く匂うよ  黒髪が

残り少ない 日数を胸に
夢がはばたく  遠い空
ああ  高校三年生  ぼくら
道はそれぞれ 別れても
越えて歌おう  この歌を



水前寺清子「いっぽんどっこの唄」作詞:星野哲郎,作曲:富侑栄
ぼろは着てても こころの錦
どんな花より  きれいだぜ
若いときゃ  二度ない
どんとやれ  男なら
人のやれない ことをやれ

涙かくして 男が笑う
それがあの娘にゃ わからない
恋だなんて そんなもの
いいじゃないか  男なら
なげた笑顔を みておくれ

何はなくても  根性だけは
俺の自慢の ひとつだぜ
春が来りゃ  夢の木に
花が咲く  男なら
行くぜこの道  どこまでも



北島三郎「函館の女」作詞:星野哲郎,作曲:島津伸男
はるばるきたぜ  函館へ
さかまく波を のりこえて
あとは追うなと  云いながら
うしろ姿で 泣いてた君を
おもいだすたび  逢いたくて
とてもがまんが できなかったよ

函館山(はこだてやま)の 頂で
七つの星も 呼んでいる
そんな気がして きてみたが
灯りさざめく  松風町(まつかぜちょう)は
君の噂も  きえはてて
沖の潮風  こころにしみる

迎えにきたぜ  函館へ
見はてぬ夢と 知りながら
忘れられずに とんできた
ここは北国  しぶきもこおる
どこにいるのか この町の
一目だけでも 逢いたかったよ



小林旭「北帰行」作詞:宇田博,作曲:宇田博
窓は 夜露に濡れて
都  すでに遠のく
北へ帰る 旅人ひとり
涙 流れてやまず

夢は むなしく消えて
今日も 闇をさすろう
遠き想い はかなき希望(のぞみ)
恩愛  我を去りぬ

今は 黙して行かん
なにを  又語るべき
さらば祖国 愛しき人よ
明日は いずこの町か
明日は いずこの町か



ジェリー藤尾「遠くへ行きたい」作詞:永六輔,作曲:中村八大
知らない街を 歩いてみたい
どこか遠くへ 行きたい
知らない海を ながめていたい
どこか遠くへ 行きたい
遠い街  遠い海
夢はるか  一人旅

愛する人と めぐり逢いたい
どこか遠くへ 行きたい
愛し合い  信じ合い
いつの日か  幸せを

愛する人と めぐり逢いたい
どこか遠くへ



石原裕次郎と浅丘ルリ子「夕陽の丘」 作詞:萩原四朗 作曲:上原賢六
夕陽の丘の ふもと行く
バスの車掌の わかれた人に
なごりが辛い 襟ぼくろ
生き写し たびごころ

かえらぬ人の 面影を
遠い他国で 忘れたさ
いくつか越えた 北の町
目頭うるむ たびごころ

真菰(まこも)の葦は 風にゆれ
落葉くるくる  水に舞う
この世の秋の あわれさを
しみじみ胸に バスは行く

夕陽の丘を 見上げても
湖の畔りを 訪ねても
かいなき命 あるかぎり
こころの傷は また疼く

人の子ゆえに 落ちる夕陽が
恋ゆえに さよなら丘の
瞳にいたい たそがれよ
また呼ぶ秋は ないものを



八代亜紀「愛の終着駅」作詞:池田充男,作曲:野崎真一
寒い夜汽車で  膝をたてながら
書いたあなたの この手紙
文字のみだれは 線路の軋み
愛の迷いじゃ ないですか
よめばその先  気になるの

君のしあわせ  考えてみたい
あなた何故なの  教えてよ
白い便箋  折り目のなかは
海の匂いが するだけで
いまのわたしを 泣かせるの

北の旅路の 淋しさにゆられ
終着駅まで ゆくという
あなたお願い  帰って来てよ
窓にわたしの まぼろしが
見えたら辛さを 解ってほしい





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