森町訪問演奏2024年9月29日
 演奏曲目
・もみじ(唱歌)
・里の秋(ハーモニカ)
・404 忘れな草をあなたに(梓みちよ)
・448 小指の想い出(伊東ゆかり)
・545 誰もいない海(トア・エ・モア)
・608 喝采(ちあきなおみ)
・790「さざんかの宿」 (歌 大川栄策) 
・645 てんとう虫のサンバ(チェリッシュ)
・「街の灯り」(堺正章)
・506 真夜中のギター(千賀かおる)
・好きになった人(都はるみ)
・566 京都慕情(渚ゆう子)
・川の流れのように(美空ひばり)
・この広い野原いっぱい(森山良子)
・愛の終着列車(八代亜紀)
・瀬戸の花嫁(小柳ルミ子)
・683「『いちご白書』をもう一度」(バンバン)

歌詞

・「もみじ」 作詞:高野辰之,作曲:岡野貞一
秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)

溪(たに)の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)

・「里の秋」 p154 作詞:斎藤 信夫. 作曲:海沼実
しずかなしずかな  里の秋
おせどに木の実の 落ちる夜は
ああ かあさんと  ただ二人
栗の実にてます いろりばた

あかるいあかるい  星の空
なきなきよがもの  渡る夜は
ああ とうさんの あのえがお
栗の実たべては おもいだす

さよならさよなら  椰子の島
お舟にゆられて かえられる
ああ とうさんよ ご無事でと
今夜もかあさんと 祈ります

・404 忘れな草をあなたに(梓みちよ)
作詞:木下竜太郎,作曲:江口浩司

別れても別れても  心の奥に
いつまでも  いつまでも
憶 (おぼ)えておいてほしいから
しあわせ祈る  言葉にそえて
忘れな草を あなたに  あなたに

いつの世もいつの世も 別れる人と
会う人 会う人の
定めは常に あるものを
ただ泣きぬれて 浜辺につんだ
忘れな草を あなたに  あなたに

喜びの喜びの 涙にくれて
抱(いだ)き合う  抱き合う
その日がいつか 来るように
ふたりの愛の 思い出そえて
忘れな草を あなたに  あなたに

・448 「小指の想い出」(伊東ゆかり)作詞:有馬三恵子,作曲:鈴木淳
あなたがかんだ 小指が痛い
昨日の夜の小指が痛い
そっと唇 おしあてて
あなたのことをしのんでみるの
私をどうぞ ひとりにしてね
昨日の夜の小指が痛い

あなたがかんだ 小指がもえる
ひとりでいると小指がもえる
そんな秘密を知ったのは
あなたのせいよいけない人ね
そのくせすぐに逢いたくなるの
ひとりでいると小指がもえる

あなたがかんだ小指が好きよ
かくしていたい 小指が好きよ
誰でもいいの 何もかも
私の恋を 教えてみたい
ほんとにだけど いえないものね
かくしていたい 小指が好きよ

・545 「誰もいない海」(トア・エ・モア)作詞:山口洋子. 作曲:内藤 法美
今はもう秋 誰もいない海
知らん顔して人がゆきすぎても
わたしは忘れない
海に約束したから
つらくてもつらくても
死にはしないと

今はもう秋 誰もいない海
たった一つの夢が破れても
わたしは忘れない
砂に約束したから
さみしくてもさみしくても
死にはしないと

今はもう秋 誰もいない海
愛おしい面影 かえらなくても
わたしは忘れない
空に約束したから
ひとりでもひとりでも
死にはしないと

ひとりでもひとりでも
死にはしないと

・608 「喝采」(ちあきなおみ)作詞:吉田旺,作曲:中村泰士
いつものように幕が開き
恋の歌うたう私に
届いた報らせは黒いふちどりがありました

あれは三年前止めるあなた駅に残し
動き始めた汽車にひとり飛び乗った

ひなびた町の昼下がり
教会の前にたたずみ
喪服の私は祈る言葉さえ失くしてた

つたがからまる白いカベ
細いかげ 長く落として
ひとりの私はこぼす涙さえ忘れてた

暗い待合室 話すひともない私の
耳に私のうたが通りすぎてゆく

いつものように幕が開く
降りそそぐライトのその中
それでも私は
今日も恋の歌うたってる

・790「さざんかの宿」 (歌 大川栄策) 

くもりガラスを 手で拭いて
あなた明日が 見えますか
愛しても愛しても  あゝ  他人(ひと)の妻
赤く咲いても 冬の花
咲いてさびしい さざんかの宿

ぬいた指輪の 罪のあと
かんでください 思いきり
燃えたって燃えたって あゝ 他人の妻
運命かなしい 冬の花
明日はいらない  さざんかの宿

せめて朝まで 腕の中
夢を見させて くれますか
つくしてもつくしても あゝ 他人の妻
ふたり咲いても  冬の花
春はいつくる  さざんかの宿


・645 てんとう虫のサンバ(チェリッシュ)
作詞:さいとう大三,作曲:馬飼野俊一

あなたと私が 夢の国
森の小さな 教会で
結婚式を あげました
照れてるあなたに 虫達が
接吻(くちづけ)せよと はやしたて
そっと あなたはくれました
赤 青  黄色の衣装をつけた
てんとう虫が しゃしゃり出て
サンバにあわせて 踊りだす
愛する二人に 鳥達も
赤いリボンの 花かごと
愛の接吻(くちづけ)くれました

今日は楽しい  夢の国
森のおまつり  舞踏会
白いドレスで 出掛けます
幸せ誓った  おいわいに
森の可愛い 虫達が
楽器を持って  集まった
赤 青 黄色の衣装をつけた
てんとう虫が しゃしゃり出て
サンバにあわせて 踊りだす
まあるいまあるい  お月様
愛の光で  ほほえんで
森の月夜は ふけました

赤 青 黄色の衣装をつけた
てんとう虫が しゃしゃり出て
サンバにあわせて 踊りだす
まあるいまあるい お月様
愛の光で ほほえんで
森の月夜は ふけました

・「街の灯り」(堺正章)作詞:阿久悠 作曲:浜圭介
そばに誰かいないと沈みそうなこの胸
まるで潮がひいたあとの暗い海のように
ふれる肩のぬくもり感じながら話を
もっともっと出来るならば今はそれでいいさ
息でくもる窓に書いた
君の名前指でたどり
あとの言葉迷いながら
そっといった
街の灯りちらちら あれは何をささやく
愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ

好きな唄を耳のそばで
君のために低く歌い
あまい涙さそいながら
そして待った
街の灯りちらちら あれは何をささやく
愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ

・506 「真夜中のギター」 千賀かほる
作詞:吉岡治,作曲:河村利夫
街のどこかに 淋しがり屋がひとり
いまにも泣きそうに ギターを奏いている
愛を失くして なにかを求めて
さまよう  似たもの同士なのね
此処へおいでよ  夜はつめたく永い
黙って夜明けまで ギターを奏こうよ

空をごらんよ  淋しがり屋の星が
なみだの尾をひいて  どこかへ旅に立つ
愛を失くして なにかを求めて
さまよう  似たもの同士なのね
そっとしときよ  みんな孤独でつらい
黙って夜明けまで ギターを奏こうよ

愛を失くして なにかを求めて
さまよう  似たもの同士なのね
そっとしときよ  みんな孤独でつらい
黙って夜明けまで  ギターを奏こうよ
ギターを奏こうよ
ギターを奏こうよ

・486 「好きになった人」(都はるみ)
作詞:白鳥朝詠,作曲:市川昭介
さよなら  さよなら  元気でいてね
好きな二人は いつでも逢える
たとえ別れて 暮らしても
お嫁なんかにゃ  行かないわ
待って 待って
待っているのよ  独りでいるわ
さよなら  さよなら  好きになった人

さよなら  さよなら  指切りしてね
固い約束  忘れはしない
恋をしたのも 泣いたのも
そうねあなたと このわたし
好きで 好きで
好きでいるのよ  愛しているわ
さよなら  さよなら  好きになった人

さよなら  さよなら  泣いたらだめね
つらい気持ちは あなたもおなじ
ひとり待ってる わたしには
倖せもって 帰ってね
早く 早く
早く帰って 笑ってみせて
さよなら  さよなら  好きになった人

・566 京都慕情(渚ゆう子)
作詞・作曲:ザ・ベンチャーズ、訳詩:林春生
あの人の姿 懐しい
黄昏の 河原町
恋は恋は 弱い女を
どうして泣かせるの
苦しめないで あぁ責めないで
別れのつらさ 知りながら
あの人の言葉 想い出す
夕焼けの 高瀬川

遠い日の愛の 残り火が
燃えてる  嵐山
すべて すべて あなたのことが
どうして消せないの
苦しめないで あぁ責めないで
別れのつらさ 知りながら
遠い日は二度と 帰らない
夕やみの 東山

苦しめないで あぁ責めないで
別れのつらさ  知りながら
遠い日は二度と 帰らない
夕やみの 桂川

・川の流れのように(美空ひばり)
作詞:秋元康,作曲:見岳章
知らず知らず 歩いて来た
細く長い この道
振り返れば  遥か遠く
故郷が 見える

でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生

ああ川の 流れのように
ゆるやかに いくつも時代は過ぎて
ああ川の 流れのように
とめどなく空が 黄昏に染まるだけ

生きることは 旅すること
終わりのない この道
愛する人 そばに連れて
夢探しながら

雨に降られて ぬかるんだ道でも
いつかはまた 晴れる日が来るから

ああ川の 流れのように
おだやかに この身をまかせていたい
ああ川の 流れのように
移りゆく季節 雪どけを待ちながら

ああ川の 流れのように
おだやかに この身をまかせていたい
ああ川の 流れのように
いつまでも青い せせらぎを聞きながら

・「この広い野原いっぱい」歌:森山良子
作詞:小薗江 圭子. 作曲:森山良子.

この広い野原いっぱい 咲く花を
ひとつ残らず あなたにあげる
赤いリボンの  花束にして

この広い夜空いっぱい 咲く星を
ひとつ残らず  あなたにあげる
虹に輝く  ガラスにつめて

この広い海いっぱい 咲く舟を
ひとつ残らず あなたにあげる
青い帆に イニシャルつけて

この広い世界中の  なにもかも
ひとつ残らず あなたにあげる
だから私に 手紙を書いて

手紙を書いて
手紙を書いて

・833「愛の終着駅」(八代亜紀)作詞:池田充男,作曲:野崎真一
寒い夜汽車で  膝をたてながら
書いたあなたの この手紙
文字のみだれは 線路の軋み
愛の迷いじゃ ないですか
よめばその先  気になるの

君のしあわせ 考えてみたい
あなた何故なの  教えてよ
白い便箋  折り目のなかは
海の匂いが するだけで
いまのわたしを 泣かせるの

北の旅路の 淋しさにゆられ
終着駅まで ゆくという
あなたお願い  帰って来てよ
窓にわたしの まぼろしが
見えたら辛さを 解ってほしい

・612 「瀬戸の花嫁」(小柳ルミ子)
作詞:山上路夫 作曲:平尾昌晃
瀬戸は日暮れて  夕波小波
あなたの島へ  お嫁にゆくの
若いと誰もが 心配するけれど
愛があるから 大丈夫なの
段々畑と さよならするのよ
幼い弟  行くなと泣いた
男だったら 泣いたりせずに
父さん母さん  大事にしてね

岬まわるの  小さな船が
生まれた島が 遠くになるわ
入江の向うで  見送る人たちに
別れ告げたら 涙が出たわ
島から島へと 渡ってゆくのよ
あなたとこれから  生きてくわたし
瀬戸は夕焼け  明日も晴れる
二人の門出  祝っているわ

・683「『いちご白書』をもう一度」(バンバン)
作詞:荒井由実,作曲:荒井由実
いつか君と行った 映画がまた来る
授業を抜け出して 二人で出かけた
哀しい場面では 涙ぐんでた
素直な横顔が 今も恋しい
雨に破れかけた 街角のポスターに
過ぎ去った昔が 鮮やかによみがえる

君もみるだろうか 「いちご白書」 を
二人だけの メモリィー
どこかで もう一度

僕は無精ヒゲと 髪をのばして
学生集会へも 時々出かけた
就職が決って 髪を切ってきた時
もう若くないさと
君に言い訳したね

君もみるだろうか 「いちご白書」 を
二人だけの メモリィー
どこかで もう一度
二人だけのメモリィー
どこかで もう一度