防災について-考え・意見

2018/11/15更新

このページは、防災に付いての考え方や意見を書いてみようと思っています。個人的な考えで書きますので、常に間違いや 勘違いもあるだろうと思います。訂正して、書き直します。ご意見や間違いのご指摘もお寄せいただければ幸いです。ご意見もあれば 掲載します。名前入りで良いかどうかも含めてお知らせ下さい。掲載の可否や内容の一部の編集ついては編集者の責任で行います。

南海トラフに関する話題ほか11月15日(兼子)

・11月14日(水)毎日新聞記事から
政府の中央防災会議の作業部会で、南海トラフ地震の発生可能性が平常時より高まっていると判断された場合の避難のあり方、防災対応の骨子をまとめた。
M8級「半割れ」なら大被害発生、津波早い地域の住民は避難、M7級「一部割れ」なら必要に応じて自主避難、「ゆっくりすべり」なら日頃の備えを再確認など3っの想定で防災対策の検討がなされるようだ。

・11月15日(木)の毎日新聞記事から
地球深部探査船「ちきゅう」が大地震が懸念される南海トラフの海底下5200メートルまで掘り抜く掘削調査を行う目的で出帆した、と言う記事。巨大地震の切迫度を評価できるようにしたいという目的のようだ。今後の報告がどのようになされるか注目。
残念ながら、トラブルが発生して、調査は断念した旨の記事を読みました。(平成31年3月追記)

・11月15日毎日新聞夕刊の記事から
慢性疾患者の災害避難時の注意点(人工透析に通う腎不全患者、日々の服薬や注射が欠かせない糖尿病患者はどうしたらよいか)
仁真会白鷺病院理事長・山川さんは1回4時間の人工透析では、機械を動かし続ける電気と一人最低120リットルの水が必要という。2000年「日本透析医会災害時情報ネットワーク」のウェブサイトが開設され、病院が被災情報を書き込めるようになった。など、被災後にまず透析病院に連絡をして指示を受けて欲しい。お薬手帳も必須。
日本糖尿病協会(東京)では糖尿病患者も薬の調達や体調維持が難しい災害弱者といえる。「糖尿病患者さんの災害への備え」と題して各種のマニュアルをウェブサイトで無償公開している。平時から主治医や薬剤師と相談して、各自の病状に合わせた”ルール”を知っておくべき。インスリン注射が必要な患者は持ち出すものとして、注射セット、経口薬、血糖値自己測定器、消毒用綿、お薬手帳など。

2018/10/1  台風24号の暴風と被害、葛ヶ丘(11/5記 兼子)

・停電はほぼ半日(9月30日夜午後11時過ぎから10月1日午後まで)
・断水(2丁目、ポンプアップのポンプが停電で動かず)
・太陽光発電のお宅では、切り替えで冷蔵庫などは日中の発電で動くことは可能、エアコンなどは無理。
・全自動で動くトイレなどは、停電では断水してなくても使えない。
・電気釜でお米が炊けない。
・オール電化で困った。お湯も沸かせない。
・ガスは使えるが、換気扇は使えない。
・スーパーなども停電時には、店が閉じる。
・飲料水、乾電池、携帯ガスレンジ、ボンベなどがすぐ売れて店からなくなる、など
・瓦が飛んだ。
・波板が飛んだ。
・公園の樹木が倒れた。枝が折れた。
・シャッターが風であおられた。
・停電の長かった他の地区では、風呂に入れないのでもらい風呂したなど。
見聞きした状況をメモしました。これ以外にも何か情報がありましたらお知らせ下さい。

2018/10/1  台風24号の暴風に伴う大規模停電について(兼子)

9月30日14:00、四国の南にあった台風が近畿地方に上陸、列島を縦断するという予報で、避難準備情報が出されて、地域避難所を開設しました。和室はフローリングになったため、毛布だけでは長時間の避難には苦痛だと思われるのですが、防災倉庫には一応マットも準備があります。この日は毛布のみ準備しました。
16:00、18:00、19:00、21:00と見回りました(副会長さんも見てくれました)が、避難者はありませんでした。22:00頃から、暴風圏内となり、すさまじい風が吹きました。11時頃には停電が発生して、復旧することはありませんでした。翌朝避難所の会館を片付けました。停電は大規模で復旧に時間がかかるとの見通し、店は営業を休み、早速生活に困難が出ました。現在のオール電化、場合よっては、断水でなくてもトイレが使えない、都市ガスの我が家ではレンジは使えるものの、風呂はだめという具合。水があっても、ガスがあっても、お釜は電気釜。などなど。深夜に明かりのない生活は心細い。というわけで、今回の停電は、いろいろな意味で、ライフラインについて多くのことを考える機会になったと思います。
現在1丁目の発電機1台はインバーターつきなので、携帯電話の充電には役立つと思われます、もう少し停電が長引いたら発電機を動かすことを考えて良いのではと思います。
また、買い物にも出られないし、店もやっていない場合、高齢者のための炊き出し(アルファ米)の提供というのも台風も一つの災害なので、検討しておいても良いかもしれません。

2017/11/1  防災情報・要望 :「広域避難所の対象地区の見直しを」との一般質問を 創世会 藤原正光議員がした掛川市議会だよりp8(Tさん)

皆さま、広報かけがわ 11月号とともに配布された H29.9月定例会の かけがわ市議会だより はまだお手元にあると思います。P8の議事録 ぜひ一読ください。
みなさまご存知のように、葛ケ丘は 東中学校を広域避難所としており、他の粟本地区とは一緒ではありません。
他の粟本地区は農業が残っており、水、食料、燃料に関しても葛ケ丘より災害耐性が高いと思われます。 個人的もしくは自治組織的に強固に結びつきがあり共助の輪に入れてもらえるならば災害時は大いに助けられるものと思います。(街づくり協議会に仮にその気があればですがーまちづくり協議会の目的にそんなことは入っていないので期待する方が間違いでここは個人的関係にたよるしかないかともおもわれるが、皆さまは如何お考えでしょうか?)
粟本地区との広域避難所での連携は考えないとしても、PTAでの広域避難所連携は考えるべきだと思います。避難所での妊婦、子育てママ、子供保護の重要性が言われている中、
葛ケ丘PTAの皆さまにはぜひ兼子防災会長にご意見をお寄せください。 又、昔のPTAの方が集まり幼児の子育てママを会員にもつなかよしサロンの方も積極的に兼子会長にご意見をお寄せいただきたい。 
兼子会長も待っているのではなく積極的に意見聴取をぜひお願いしたい。誰にどう連絡すればよいかよくご存じのはずです。
兼子会長には、せっかく藤原正光議員が質問してくれているので、連絡を取って積極的に広域避難所の改善に努力してほしい。
市も見直検討は一応は約束しているが、放置しておけばなにもしないし、放置している地区まで見直しをするとは言っていないように議事録は読めます。
防災活動は、災害時よりよく対応できるために環境を整備するのが重要な仕事と思います。

2017/10/18 防災読書案内 「南三陸発 志津川小学校避難所 59日の物語 〜未来へのメッセージ〜」(Tさん)

題記の本静岡新聞でも紹介されていましたが、掛川市立大須賀図書館で所蔵されており中央図書館で依頼すれば取り寄せてくれるので、掛川市立中央図書館で借りることができます。
町役場人間の役人根性との軋轢以外は、避難者の積極的参加と創意工夫で避難所生活がうまくいった事例が書かれており参考になると思います。
P42に被災の翌日には早くも山間部の入谷地区(プロパン、薪、井戸・澤水利用可能)からおにぎりがとどけられたとの記事あり。
粟本地区という塊で震災時山間部の初馬や田園部の水垂から葛ケ丘避難所におにぎりが届けられるか?というと、それほどの交流はないかな?とも思いますが如何ですか?
そもそも該当広域避難所はバラバラで大規模災害時での避難生活に関する議論する素地もないのですが。
とはいえそのような関係を、粟本地区内の米の生産者と消費者の関係という輪を広げることによって作ってゆけないかと期待して添付「広報あわもと」174号の「あわもと米を掛川一 愛される米に育てよう」という記事を報道したのはちょうど粟本地区のまちづくりの準備中であったためです。
まちづくり協議会の人たちはあまり記事読んではくれていないとは思いますが。
避難所生活でパーテーションの必用性が一般には言われるが、この避難所では、パーテーションがなく避難所運営の議論がオープンになされ、近くの人の様子がわかるので
お互いに助け合い素晴らしい人間関係がきづかれたというの興味深い話です。このような現象は世界的に観察され「災害ユートピア」と呼ばれているとのことです。
題記の本でなくてもhttps://ja-ks.facebook.com/shisyohinanjyo/ で志津川小学校避難所の貴重な体験を知ることができるとのことです。

<2017.10.16、「ブルーシートでテントを作る、ブルーシートで家を作る」・Tさん>

http://blog.goo.ne.jp/jun-propela/e/2727de0db2924a506a2df3bfa10dacd5
以上でブルーシートでテントを作る方法が提案されています。
自治会で大規模災害時の避難は各自自己責任でテントを買って持っていろと主張されてもなかなか使ったこともなければ大規模災害時以外に使用する予定もないのでなかなかテントを買うところまでいかないのが実態ではないでしょうか?
この記事のようにブルーシートと棒(棒は一定の基準でステンレス等の洗濯ポールが使用できると良いのですが)及び紐&杭だけで作れるならば、金銭的にも負担が少なく各家庭及び自治会で保存可能ではないでしょうか?
区民でこういうことの得意であったり経験があれば、その人に指導者なってもらい学生も含めて区民の有志が参加してこのテントによるキャンプを快適な季節の行えば楽しい区民の交流会となるのではないでしょうか? もちろんその時は密閉袋を使ったご飯と料理の体験も実施したいですね。 いなければ講師を招聘することも考えるべきではないでしょうか?

<2017.10.16、「非常食のアルファ米の利用について」・Tさん>

2015年12月(日曜日) 7:00〜の番組「この差って何ですか?ビニール袋で簡単ご飯が炊ける技!上地&郁恵も仰天SP」という番組のなかで下記のごとくすればおいしく簡単にご飯が炊けることが紹介されました;
@食品密閉袋に、米 一合 、水 200CCの割合でいれて密閉する。
A上記を沸騰したお湯で20分温める。
A: 密閉袋のなかに少しだけ空気をのこすと、温めたとき米がおどるのでおいしく炊き上がる。
B: 一緒に具材を入れて焚き込みご飯にすることができる。
C: 別の密閉袋にカレーのルーと野菜を入れて、同時に温めることによりカレーライスを作ることができる。
D:密閉袋の中は飲み水を入れる必要があるが沸騰したお湯は海や川の水で良いのでキャンプや災害のとき活用できる。
例年アルファ米の焚きだし訓練をしているがアルファ米はお湯でなくとも水でも戻すことができるので防災の炊き出しの訓練でアルファ米をどうしても使う必要があるのであれば、アルファ米は水でもどして、お湯を使った訓練では上記を実施してはいかがでしょうか?
訓練時参加者の創意工夫を入れ日常できる簡単な準備備蓄で避難生活を少しでも楽しく送るための提案がでてくると良いですね。
アルファ米の備蓄には限界があるが米は意識しなくても各家庭である程度の在庫はあるのではないでしょうか?
https://kumiko-jp.com/archives/73780.htmlで紹介されているようにこれはキャンプのときのアイデアです。これだけでなく自治会が本気で地震災害のときの避難はテント生活 を各区民に強いるおつもりであれば、区民でキャンプの得意な人々に指導者をお願いして(快適な季節に)上記のような工夫をいれたキャンプ生活体験会を開いてはいかがでしょうか?
特に小学校高学年、中学生、高校生に参加してもらえれば区民が楽しめる楽しい会になるのではないでしょうか? 場所は中央公園がよいですか?防災対策としてガスコンロとガスボンベを各家庭でも備蓄しているでしょう使用、消費する良い機会とも考えられるのではないでしょうか?
ところでアルファ米の水もどしは、夏の防災訓練で試食したのですが、違和感はありませんでした。冬試食するのも防災準備としては意義があるのではないでしょうか?

<2017.6.13、「大震災時生死を分ける通電火災の恐怖と意外に安価なその対策」・Tさん>


https://www.nhk.or.jp/shutoken/bousai/detail/022.html通電火災とは(NHK首都圏防災ナビ)
をクリックして通電火災の恐ろしさとその対策が意外に安いコストで実施可能であること知って頂きたいと思います。
「NHKスぺシャル 震度7 何が生死を分けたのかー埋もれたデータ21年の真実」というNHKの番組では、地震の被害として( 1 )建物倒壊による圧死と( 2 )通電火災 、そして、その被害を最小にとどめるべく殺到する全国からの支援の到着を阻むものとして、( 3 )道路陥没による交通渋滞。が分かりやすく、生々しく取り上げられており、葛ケ丘でも多くの方がその番組をご覧になり、東海大地震の発生に備えてどうすべきか考えられたものと思います。 ( 1 )に対しては、昭和56年の新耐震構造以前の木造建築の耐震性能の検査と改良、( 2 )に対しては感振ブレーカーの普及 、( 3 )に対しては行政による迅速な復旧の研究・訓練が対策例として 考えられます。
( 1 )と( 2 )に関しては行政の補助金が準備されており、各自主防災での積極的な告知・普及促進活動が期待されるところです。 ちなみに、上記リンク先で1個3,000円程度と紹介されている「簡易な」感振ブレーカーも「(財)日本消防設備安全センターの消防防災製品等推奨品」であれば掛川市の補助を受けることができます。
上記で画像で紹介されているボール型としては「スイッチ断ボールIII」が対象で、ナフコで税込み3,580円で販売されています。上記財団の評価付帯事項として「利用者が自ら設置しするため、設置の仕方等による所要性能の発揮の安定性にばらつきが生じる恐れがあること。」があげられており、葛ケ丘自主防災として普及推進を図るためにまづ、水準器を使いなれた方に参加いただき、葛ケ丘会館に 設置してみるということから始めてはいかがかと思います。

<2017.5.20、広域避難所について・兼子>

東中の広域避難所連絡会に出てきました。東中を避難所にしているのは、宮脇、旭が丘、葛川、葛ヶ丘の4地区です。 行政と自主防災会の連絡調整と避難者を受け入れて避難所の運営をする(これは、自主防災会が主体となる)。 そのためのマニュアルができている。
行政の生活支援や物資、飲料、食料などの配給が行われる防災拠点となる。避難するとなると体育館はけが人などの救護所になる。 地区からの避難者はグランド避難となる。想定は一人6uとして2,777人収容可能としている。これは単純計算で出している。 全戸数の30パーセントから40パーセントが全壊または半壊で避難が必要となった想定、ブルーシートで夜を過ごすとなると、かなり 過酷。できれば自宅避難か自宅の庭にテントが過ごしやすいかもしれない。中央公園のテントなども考えて。その際、各個で1週間程度 の水、食料の備蓄や簡易トイレ、テントが必要。 水などの物資の配給などの拠点が東中になるので、必要物資を防災会で取りに行くのか、各個がいくのかあたりも考えておく必要があるのでは、、、(この点まだ不明点)

ーーーーーーー
兼子へのメール連絡先:yoshikn@mrd.biglobe.ne.jp
葛ヶ丘区自治会のお知らせと防災ページに戻る