「静岡県を西進する台風12号による避難準備情報」対応 2018.7.28出来事

昨年秋の地域避難所開設に続き、今回の台風は、7月初めの西日本豪雨被害の対応からの危機管理も含めて、早めに避難準備情報が出された。台風の進路予想も完全に今まで経験のない南から近づき、静岡県を暴風雨にさらしながら近海を西進して三重県に上陸した台風。台風はほぼ予想進路をやってきた。台風12号は大型で風も強く、大潮とも重なった。(960hPaなど)
<防災メール関係> 
7月28日(土)から7月29日(日)にかけて、時系列で整理しておく。 
<28日13:49防災メール>
台風12号は、強い勢力を保ったまま、28日の深夜に静岡県に最接近します。
28日は、夜のはじめ頃から雨が強く降り、夜遅くから未明にかけて猛烈な雨となります。
今後、大雨警報が発令されます。
高齢者等が明るいうちに避難できるように、15時に「避難準備・高齢者避難開始」を発令します。 自主防災会は、15時に「地域の避難所」の開設や避難行動要支援者の確認などをお願いいたします。
<28日15:00防災メール>
掛川市は、15時に「避難準備・高齢者避難開始」を発令しました。
台風12号は、28日の深夜に静岡県に最接近し、夜のはじめ頃から雨が強く降り、夜遅くから未明にかけて猛烈な雨となります。
高齢者など避難に時間のかかる方は、明るいうちに安全な場所に移動をしましょう。
<29日01:58防災会メール支部避難所撤収連絡>
支部員の方は、遅くまでご苦労様です。
台風は、三重県伊勢市に上陸後、35kmで西南西へ進んでいます。風も弱まり、雨も今後は強く降ることは少なくなる予想です。
避難者がいる支部を除き、撤収作業に入ってください。
撤収準備が整い次第、本部まで連絡をして、解散してください。お疲れさまでした。
なお、避難者がいる支部については、引き続き、開設をお願いいたします。
<29日02:12続いて地域避難所撤収連絡メール>
避難者がいない「地域の避難所」は、閉鎖をお願いいします。長時間、ありがとうございました。
なお、避難者がいる「地域の避難所」については、引き続き、お願いいたします。
<29日03:41防災会メール> 
 掛川市に発表されていた大雨と暴風の警報は、3時25分に解除されました。
 また、市内全域に発令していた「避難準備・高齢者等避難開始」も解除します。
 ご協力ありがとうございました。

<葛ヶ丘区自治会の対応>
各自主防災会は、「地域の避難所」を開設してください。
避難準備情報・高齢者避難開始15:00のメールを確認したので、地区の避難所の開設。対応を自治会長さん、3丁目地区長さん、防災副会長さんと連絡をとり、毛布5枚を会館和室に置き、土砂災害危険地区の方の対応を地区長さんと話して、区民の方から避難の問い合わせがあった際には、会館が地区避難所として使えることを伝えて下さいと伝えた。16:00頃
私は、避難勧告が出た段階で、会館に詰めるつもりだった。(16:00の時点では雨も降っていない)
18:00近くに会館に出向いたが、避難者は0人、雨はパラパラ。
21:00ころ会館に行って確認にしたが、このときはもう強風と雨が降っていて、カッパも飛ばされそうな暴風となっている。避難者は0人
結局、避難勧告は出ず、29日7:30頃会館に出向き、毛布を片付けて、避難所を閉じた。(文責兼子)