「台風21号による避難勧告」対応 2017.10.22出来事
訓練ではなく、実際の行動は初めてだったので、どうして良いか戸惑ったが、後々のために、記録しておくことにしました。参考までにご覧下さい。台風は予想進路をやってきた。台風21号は超大型だった。(945hPaなど)
<防災メール関係>
10月22日日曜日、時系列で整理しておく。
7時20分ころ、市の防災会メールで、曽我地区の避難準備情報が発令との内容、その文面には8時頃全市内に土砂災害の避難準備情報を出すので、地区の避難所の開設して下さいとの内容だった。前年度防災会長さんに対応を相談して、とりあえず、区長さん、会計さんの三役は対策本部の構成メンバーに連絡した。さらに、土砂災害危険の指定地区1丁目と3丁目の地区長さんに、地区避難所開設する旨の連絡をして、区民の方から避難の問い合わせがあった際には、会館が地区避難所として使えることを伝えて下さいと連絡した。
このときは、雨はまだパラパラだった。風は少し強くなっていた。会館に着いたら、とりあえず防災倉庫から毛布を6枚ほど運び入れて和室1に置く。(現有10枚保存) しばらくして、区長さんが駆けつけてくれました。
9時20分ころ再び同報無線で市内全部に土砂災害、避難準備情報を発令の放送が入る。
防災会メールが0時54分に入る、この頃風雨は強まっていた。内容は洪水警報、大雨警報、土砂災害警戒、浸水警戒、暴風警報などの気象情報
さらに防災会メール1時12分、土砂災害警戒情報、対象地域に対して避難勧告などの情報に注意とある。ただしメールは仮眠中で見てない。
同報無線午前2時20分の放送、ラジオで土砂災害危険区域に対して避難勧告が発令された。この放送は気づいた。深夜なのでびっくりした。
台風は3時頃御前崎に上陸とのニュース
この時間の風雨はさらに激しさを増していた。外に出ない方が良いくらいの激しさ。危険を感じて避難してくる人があるかと思ったが避難者はこの時点でも0人。
防災会メールで23日4時をもって、事前配備体制に準じた体制に移行します。避難勧告(土砂災害)、避難準備情報(浸水害)は、引き続き発令中です。本部の各班長は、人員の編成を行い、体制を縮小してください。残る班員を報告してください。支部(支部は広域避難所などだと思われる)は、2名体制とします。但し、避難者がいる場合は支部長の判断で、増員も可能とします。増員する支部は連絡をしてください。
防災会メール5時15分、気象情報で洪水警報は解除、それ以外の警報は継続とのメール。
防災会メール6時35分土砂災害全警戒は解除
同報無線放送7時10分に避難勧告解除の放送
防災会メール9時13分に暴風警報のみ継続、あとは解除
防災会メール10時23分暴風警報解除
<避難所に関して>
23日の朝6時過ぎに、避難者はいなかったので、避難所の毛布などを片付けて、避難所を閉じた。4時30分頃地区長さんが、避難者がありましたかと訪ねてくれました。もうこの時点では雨はパラパラ、強風だけ。
23日朝8時過ぎに1丁目と3丁目の危険地域の法面を見て回ったが、特に外形から判断される変化はなかったように思う。
自然公園の西側のところに暴風による倒木があり、道路にかかっていたので、気になって、地区長さんと連絡を取ろうとしていたら、すでに、区民の方と組長代表さん、地区長さんが対応してくれて、木を切って片付けてくれていた。公園管理の業者さんも朝早く見回ってくれたらしく、倒木の処理に来てくれて、除去作業を完了。近くに蜂の巣があり、要注意。
一晩過ごしてみて、和室は畳で、この時期だったら毛布一枚でも寒くはない。和室が一杯の場合、大会議室も使うことになる。この場合は床マットの備蓄がある。
半日くらいを過ごすには、飲み物や軽い食べ物は持参してもらうのが良い。大会議室ではテレビ地デジ放送は停電でなければ見られます。和室にはテレビ設備はありません。地震でなければお湯を沸かすことなどは可能です。 (文責 兼子)